有馬記念に力を入れてきましたが、土曜阪神ではG2阪神カップが行われます。
スーパーG2と呼ばれるレースで、1着賞金は2歳G1並の6,700万円。1400のスペシャリストはもちろん、スプリンターやマイラーもこぞって参戦し、激しいレースが毎年展開されます。
今年も1400で勝ってきた馬にマイルチャンピオンシップ・スプリンターズS組が混じり、さらにはダートG1馬まで。面白いメンバーで激戦必至ですね!
以下、過去10年の上がり傾向、私の過去予想、阪神カップのポイントとなります!
過去10年の上がりラップ傾向
年 | 最速地点 | 最高速度 | 失速度合 |
07 | L3 | 高速 | 失速 |
08 | L3 | 低速 | 超失速 |
09 | L3 | 高速 | 失速 |
10 | L4 | 高速 | 失速 |
11 | L4 | 高速 | 持続 |
12 | L4 | 高速 | 超失速 |
13 | L3 | 高速 | 失速 |
14 | L4 | 高速 | 超失速 |
15 | L3 | 高速 | 持続 |
16 | L2 | 高速 | 超失速 |
(15,16は稍重)
昨年は初めてL2最速戦なりましたが、コース形態的にL2地点はきついカーブの4コーナーから直線の序盤ですので、本来は速くなりづらいポイントです。
スプリント戦のように、テンの勢いそのままゴールまでなだれ込むようなレースになるとL4最速戦。先行争いが落ち着いたりマイラーが逃げると、3コーナーで一旦緩んで、3,4コーナーを結ぶ短い直線部分が速くなるL3最速戦になるという仕組みです。
さすがにこのクラスの1400戦なので、よほどのことがない限りは最速地点は高速になります。また、3コーナーから残り200まで断続的に下ってL1で一気に坂を上るため、L1はかなりスピードが落ち込みます。
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過去の予想結果
年 | 本命馬 | 結果 |
15 | アフォード | 16番人気6着 |
16 | スノードラゴン | 10番人気14着 |
阪神カップは、以前は追込馬のワンツースリーがあったりと差し優勢でした。そのイメージを引きずって、ここ2年も超失速戦に強い追込み馬を買っていますがてんでダメ。
近年はむしろ前残りのケースも多く、今年は脚質にこだわりすぎない予想をしないといけませんね。
阪神カップのポイント
昨年はレアケースとみて、L3またはL4最速戦を基本として考えます。ただ、これがどちらになるかは読みづらいです。今年は馬場が軽いので、テンからスピードが上がりそうでL4最速戦になる可能性の方が高いとみますが・・・。
逃げ馬候補はアポロノシンザンとトウショウピストの2頭ですが、どちらが逃げ争いから引くか難しいところ。アポロがあっさりハナを取った場合のみ、ペースが緩む可能性があります。
例年は34.5秒くらいのペースで入るのですが、今年は34秒前後のテンになりそうで、近年の中ではスプリントに寄ったレースになりそうです。
1400もこなせるスプリンターを中心に、マイラーでも前半要素に長けた馬を重視したいです。もちろん、ラストの落ち込みに強い馬は狙い目です。