過去レース分析・コースの特徴
年 | 最速地点 | 最高速度 | 失速度合 |
15 | L4 | 低速 | 失速 |
16 | L2 | 超低速 | 持続 |
ここ2年とは中山の馬場が変わっているので参考程度に。
昨年のレースは前半が58秒台と、この条件にしては極めて速い流れとなりました。中山2000で古馬の1600万以上となると、超低速戦は珍しいです。
15年のL4戦も割と少なく、一番多いのはL2持続戦。勝負どころは基本的に遅く、ラストは坂があるもののラップ的な落ち込みは少ない条件です。
予想【自信度】
◎06ゲッカコウ
△01ショウナンマルシェ
△04テオドール
×11ソールインパクト
単勝6 (40%)
馬連6-1,4 (20%×2)
3連複1頭軸6-1,4,11 (7%×3)
◎06ゲッカコウ
前走はL4低速超持続戦で2着。あまり今回につながるレースではないのですが、1800の方がいい馬でしたが準オープンでも2000の距離にめどを立てたのはプラスです。
評価したいのは春のスピカSで、スローからL2高速持続戦。中団から得意のマクリを見せて粘りこみました。立ち回りの良さが最大の武器で、早めに動いても直線で鋭い脚を発揮できるのがセールスポイント。今回はテオドールも前走のような逃げは打たないでしょうし、スローが濃厚。2,3番手は楽に取れそうなメンバーで、鋭い脚を存分に発揮できるでしょう。
△01ショウナンマルシェ
これは前走ゲッカコウと同レースを走り3着。こちらは東京ですが、むらさき賞がL2高速持続戦。ゲッカコウの欄でとりあげたスピカSは7着でしたが、ゲッカコウとの着差は0.1差と僅差。この馬も先行できるのは、今回のスローの展開においてはプラス。最内を引いたのも今年の中山の馬場ではプラスです。
△04テオドール
この馬は鹿野山特別、三木特別とスローから鋭い上がりを使っての失速戦で連勝。鹿野山特別は時計も1:58.7と速く、高速馬場には自信があります。
前走は何を思ったのか、前半57.4の超ハイペースで逃げて自身の上がりが37.2。持ち味を発揮できませんでしたが、それでも2着とクラス上位の能力をみせました。
この馬から入るのでもよかったのですが、前走を踏まえてどのような競馬をするのかが読めないので、ヒモ評価に下げました。
×11ソールインパクト
2戦連続で重賞挑戦し、七夕賞では3着。このレースはハイペースのL4低速超失速戦と、我慢比べの展開でした。
3走前の1000万勝ちはスローからL2高速失速戦と、終盤の切れ味勝負。七夕賞とは真逆の展開で、この条件でも走ってしまうのがこの馬の特徴。尖ったところはないですが、どんな条件でも自分の力を最大限発揮しようと頑張れる馬です。どんな展開でも対応できるが、突出した武器がない。それがこの馬の2,3着が多い戦績の理由です。
今回も相手なりには走れるはずなので、3連複では買っておきます。