9/9阪神11R エニフS【自信度D】

過去レース分析・コースの特徴

最速地点 最高速度 失速度合
15  L4  高速  超失速 
16  L2  高速  持続 

15年と16年は全く違う流れとなっています。
手を広げて15年から直近までの阪神ダート1400のオープンクラスの全13レースの上がりをみると、13レース中9回がL4戦。
また、13レース中持続戦は2回のみで、超失速と失速が6回と5回。
昨年のレースは例外中の例外で、基本はL4失速戦を想定するべきと考えます。L4失速戦ということは仕掛けのポイントが速いというよりは、芝スタートの勢いのままなだれ込む競馬。
1200ならまだしも、1400で逃げ粘るのは容易ではなく15年からのオープンクラスのレースで逃げ切りは1度しか決まっていません(16年ポラリスSグレイスフルリープ)。
L4失速戦に好走実績のある差し馬が恰好の狙い目となります。
なお、13レース全てが高速戦でそれなりのスピードは必要となってきます。

予想【自信度D】

◎10ナガラオリオン
◯14タイセイファントム
▲13ラテンロック

単勝10 (15%)
単勝14 (5%)
複勝10 (60%)
馬連BOX10,13,14 (5%×3)
3連複10-13-14 (5%)

◎10ナガラオリオン

いつもいい脚は使う馬ですが、今回は強敵といえるような馬がいないので、順番が回ってきた感じです。
初芝の阪急杯で好走し、最近は芝のレースをつかっていますが芝でも上がり上位の脚を使っており、能力の衰えは全くありません。
今回のメンバーで1400のL4失速戦に適性がある馬が少なく、それならば16夢見月S、16天保山SとL4失速戦で好走実績があるこの馬が繰り上がり的に届いてしまう可能性もあるのではないでしょうか。

◯14タイセイファントム

こちらはナガラオリオンと比べると衰えも見え始めていますが、阪神1400実績は十分です。
適性面では本当に手薄なメンバーで、L4高速超失速戦だった17天保山Sで7着でしたが、これくらいの近況でも通用してしまうのではないかと思っています。

▲13ラテンロック

人気どころではこの馬が一番阪神1400向きです。
実際16ファイナルSで3着の実績がありますし。
この馬の不安は高速戦で、できることなら時計はかかってしまった方がいいです。
あまりにペースが速くなって追走に脚を使わされた際に一抹の不安は残ります。
それでも、持続戦向きのイーデンホールや逃げ馬のウインムートよりは有力ですが。

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