2017ホープフルステークス過去レース分析

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有馬記念も終わって今年の中央競馬もひと段落。

しかし、今年からは28日(木曜日)に1日開催が追加されました。やはり有馬記念で終わるのがきれいな形だと思いますが、餅代を稼ぐ(古い言い方ですね・・・)チャンスが1日増えたと思って、もう1日JRA競馬をしっかり楽しみたいですね。

そして、今年からホープフルSがG1に昇格しました。これも賛否両論あるところですが、決まったものは受け入れて慣れていくのが競馬ファン。クラシックにもつながる舞台での2歳G1となるので、来年へ向けてという意味でも重要な1戦になってくるはずです。

あまりいい印象のないホープフルSですが、昨年はレイデオロがここから羽ばたいていますし、トーセンジョーダン・ベルシャザール・シャイニングレイと古馬になってから様々な舞台で輝いた馬を輩出しているレース。その名の通り、希望ある未来が開ける1戦となってほしいものです。

以下、過去10年の上がり傾向、私の過去予想、ホープフルステークスのポイントとなります!

過去10年の上がりラップ傾向

 

最速地点 最高速度 失速度合
07 L3 低速 失速
08 L2 高速 失速
09 L2 高速 持続
10 L2 低速 超持続
11 L2 高速 失速
12 L2 低速 持続
13 L4 低速 失速
14 L2 低速 超持続
15 L2 低速 超持続
16 L2 低速 失速

(07は稍重)

最速地点は明確にL2優勢。やはり中山の内回りですので、4コーナーを抜けてからの直線入口勝負になりやすいです。特にスローペースになりやすい2歳戦ですので、勝負どころが後ろがかりになる可能性は高いです。

最高速度は11.5以上の低速戦が多いです。これは年末の中山の馬場というのが一番の要因です。有馬記念でもL2地点は11.2と速かったですが、最後はかなりスピードを落としたようにタフな馬場です。2歳戦で前半のペースがいくら緩んだとしても、まだまだパワー不足の若駒。道中で13秒台が計測された09年、11年や近年の中ではかなり軽い馬場だった08年のような例外がない限りは低速戦が濃厚です。

失速度合については前半のペースに依存して変わってきているので、過去データだけでは決めつけられません。失速戦と持続・超持続戦がちょうど半々なので、ここはその年ごとにペースを読んで対応していく必要があります。

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過去の予想結果

本命馬 結果
15 バティスティーニ 2番人気3着
16 アドマイヤウイナー 5番人気11着

15年バティスティーニは、L2低速戦の経験があっての本命ですが、POG馬だったという個人的な感情も多少入ったよろしくない本命でした。

16年アドマイヤウイナーはそこそこ自信があったのですが、まるでダメ。L2低速戦の経験がなくてもポテンシャルの差で順位が簡単に変わってしまうのが2歳戦の難しさです。

ホープフルステークスのポイント

上がりラップはL2低速失速戦でほぼ間違いないと思います。有馬記念でも12.1-11.7-11.2-12.3とキタサンブラックがペースをコントロールしながらも、ラストでは大きく失速しています。土曜もそうでしたが、直線ラストでだいぶスピードが落ち込むレースが続いているので、馬場を大きく造り変えなければL1地点は失速すると思います。

普通ならL2低速失速戦での好走実績がある馬を狙うところですが、昨年はキャリア1戦で軽い上がりで好走していたレイデオロ・グローブシアターの人気馬が、馬券圏内に食い込んでいます。

もちろん経験は大切ですが、キャリアが少ない馬に関してはそれを克服するポテンシャルがあるかどうかを判断する必要がありそうです。

明日以降、注目馬を中心に出走予定馬の戦績を振り返っていきます。

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