有馬記念後の一番のお楽しみは、ダート競馬の年末大決戦・東京大賞典です。
毎年12月29日に行われる1年最後の交流G1戦。有馬記念後の大勝負として私も毎年楽しみにしています。
今年は名馬コパノリッキーの引退レース。キタサンブラック同様、自ら花道を飾ることができるでしょうか!?
以下、過去10年の上がり傾向、私の過去予想、東京大賞典のポイントとなります!
過去10年の上がりラップ傾向
年 | 最速地点 | 最高速度 | 失速度合 |
07 | L2 | 超高速 | 超失速 |
08 | L2 | 超高速 | 持続 |
09 | L2 | 高速 | 失速 |
10 | L2 | 高速 | 超失速 |
11 | L4 | 低速 | 超失速 |
12 | L4 | 超低速 | 失速 |
13 | L2 | 高速 | 失速 |
14 | L2 | 高速 | 失速 |
15 | L4 | 低速 | 失速 |
16 | L2 | 高速 | 失速 |
(07は不良、12,14,16は重)
大井外回り最大の特徴はL2地点が速くなること。ここは4コーナーの出口からの直線部分にあたります。大井は非常にオーソドックスなコースですが、外回りとなると日本屈指の直線の長さ。ダートコースにしては直線部分が占める距離が長くなるので、基本は直線で速くなり、コーナーで緩みます。
L4最速戦も過去10年で3回ありますが、そのすべてでL3で一旦緩んでL2で再加速するレースになっています。ここの加速度小さいとL4最速戦となり、加速度が大きいとL2最速戦となる仕組みです。
最高速度は高速が比較的多いです。先行争いが落ち着くと、向正面で多少ペースが上がっても最後の直線部分まで余裕を残せるレベルの馬たちの争いですので、上がりスピードも必然的に速くなります。
ただし、ダートコースということもあり、芝のように最後までトップスピードを持続する形にはなりづらく、失速戦になる確率は極めて高いです。
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過去の予想結果
年 | 本命馬 | 結果 |
15 | ナムラビクター | 5番人気5着 |
16 | モズライジン | 7番人気6着 |
年末最後で穴馬券を取りたいという意思がヒシヒシと伝わる本命ですねw
そう簡単には穴はとれませんが、意外と簡単に決まらないレースでもあることはしっかりと頭の中に入れたいです。
東京大賞典のポイント
今年の登録メンバーですと、コパノリッキーがハナを取りきろうと思えば楽に取れそうな組み合わせ。当然コパノリッキー自体のスタートの問題がありますが、すんなりとスタートを決めれば隊列はすんなり決まりそうでスローになりそうです。
近3年はすべてコパノリッキーが逃げていますので、この3つのレースを参考にペースを考えていきたいところ。
チャンピオンズカップでの逃げ方をみても、L2高速失速戦になるような競馬にするとは思いますが、ここはもう少し煮詰めて考えようと思います。
明日以降、注目馬を中心に出走予定馬の戦績を振り返っていきます。