今年のダービー馬レイデオロが神戸新聞杯に出走予定です!
菊花賞へは向かわず秋の天皇賞への出走を表明しているレイデオロ。まずは世代限定戦となるここを突破し、古馬相手に堂々と名乗りをあげることができるのか!?
それでは、レイデオロの近3走ラップ、好走時ラップ、神戸新聞杯にむけてのポイントです。
近3走ラップ
年月日 | レース名 | コース | 距離 | 人気 | 着順 | 最速 地点 |
最高 速度 |
失速 度合 |
17/5/28 | 日本ダービー | 東京 | 2400 | 2 | 1 | L2 | 超高速 | 持続 |
17/4/16 | 皐月賞 | 中山 | 2000 | 5 | 5 | L3 | 高速 | 持続 |
16/12/25 | ホープフルS | 中山 | 2000 | 1 | 1 | L2 | 超低速 | 持続 |
ダービーは超スローで、後方に位置していましたが向正面から機敏に動いて2番手を確保。12.7-11.5-10.9-11.4とまさに直線だけの競馬になり、途中から動いていったのが功を奏し見事栄冠を手にしました。
休み明けだった皐月賞は59.0-58.8の平均ペースで、L3高速持続戦と600mをスピードを落とさず走る抜く能力が問われました。かなり後方に位置し動きづらいポジションにいたため、直線では上がり2位の追い込むものの5着まで。適性面の問題というよりは、ポジションに問題があったともいえそうです。
ホープフルSは年末の中山で時計がかなりかかる馬場でした。スタート後の2ハロン目を除き、すべて12秒台のラップを刻むレースで、消耗戦といった様相。これを後方から1頭違う手応えで追い込み快勝。
近3走はすべてバラバラの適性を問われるレースでしたが、皐月賞を除いて勝っているように適性の幅は広い馬です。
好走時ラップ
年月日 | レース名 | コース | 距離 | 人気 | 着順 | 最速 地点 |
最高 速度 |
失速 度合 |
17/5/28 | 日本ダービー | 東京 | 2400 | 2 | 1 | L2 | 超高速 | 持続 |
16/12/25 | ホープフルS | 中山 | 2000 | 1 | 1 | L2 | 超低速 | 持続 |
16/12/3 | 葉牡丹賞 | 中山 | 2000 | 1 | 1 | L4 | 低速 | 超持続 |
葉牡丹賞は61.0-60.0の若干スローの流れを後方から。L4最速戦で最後までスピードを落とさない、かなりの持続戦となりましたがコマノインパルス相手に快勝。
表にはありませんが、新馬戦はL2高速持続戦。ここまでは持続戦のみの経験しかありませんが、最速地点や最高速度はバラバラ。馬場の重さを問わない持続力がある馬です。
神戸新聞杯にむけたポイント
神戸新聞杯、というより阪神2400で起こりやすいラスト失速戦を経験していないのは気がかりです。ただし、好走時の最速地点や最高速度はかなり幅があり、適性が広いというより単純に3歳牡馬路線ではトップの能力を持っているということなのでしょう。
スタート後はどうしても後方のポジションとなってしまいますが、ダービーで見せた機動力と動いていっても引っかかることのない折り合い面の良さも魅力的。
春2冠で掲示板に乗った馬が、この馬の他にダンビュライトとマイスタイルしかおらず、春のクラシック組との勝負付けはほぼ済んでいるといえそう。あとは夏の上がり馬との比較ですが、1000万勝ちがキセキしかいないメンバー。
休み明けでどこまで仕上げてくるかはわかりませんが、まず好勝負でしょう。よほどのことがない限りは評価は落とすことはできません。最低でも対抗評価となるでしょう。