今週の土曜重賞は、2歳中距離重賞・京都2歳Sです。
重賞に昇格してから3年、なかなか翌年のクラシックにつながっていないのが寂しいですね。ラップ傾向で詳しく書きますが、緩い展開になってしまうので厳しいレースになるクラシックにはなかなかつながってこないのでしょう。
今年も東京スポーツ杯2歳Sのワグネリアン・ルーカスと比べてしまうと、少し地味な登録メンバーですが、なんとかここからクラシックにつなげて、このレースの価値を引き上げてほしいですね!
以下、過去3年の上がり傾向、私の過去予想、京都2歳Sのポイントとなります!
過去10年の上がりラップ傾向
年 | 最速地点 | 最高速度 | 失速度合 |
14 | L2 | 高速 | 超持続 |
15 | L2 | 高速 | 超持続 |
16 | L2 | 高速 | 持続 |
(14は稍重)
まだ3回ですが、非常にわかりやすい傾向が出ています
L2高速持続戦、しかも2回が超持続戦と完全に仕掛けが遅いレースです。
3回しかないので、ラスト4ハロンのラップをすべてあげますと、
14:13.2-12.3-11.3-11.5
15:12.4-11.7-11.2-11.3
16:12.4-11.5-11.3-11.6
L4地点でもかなり遅く(L4がちょうど下り)、4コーナーから仕掛けが始まり、300m強の短い直線だけの勝負という感じです。
だいたい中距離の新馬戦も超スローから上がりだけの勝負になりがちなので、そういったレースで勝ち上がっている馬を素直に評価した方がよさそうです。
過去の予想結果
年 | 本命馬 | 結果 |
15 | リスペクトアース | 5番人気2着 |
16 | ダノンディスタンス | 4番人気8着 |
15,16ともにスローの新馬戦を勝った直後の馬を買って、1勝1敗。
15リスペクトアースは逃げ、ダノンディスタンスは差しで新馬を勝っていました。スローになりやすいなら、先行馬を買うべきという至極当たり前の考えが重要かもしれません。
京都2歳Sのポイント
キャリアが必要のない、負担の軽いレースです。1戦1勝馬でも全く問題ないので、L2高速持続戦実績の経験を何より重視して予想をしていきます。
今年のメンバーだと新馬でL2高速超持続戦で勝っているスラッシュメタル、新馬でロックディスタウンの2着後、未勝利でL2超高速持続戦を勝ったタイムフライヤーの2頭が該当馬。
この2頭は有力候補ですが、実は他の1頭がかなり気になっているので、計3頭の争いとみていますが果たして。