古馬路線伝統のトライアルレース・京都大賞典の過去レース分析ページです。
こちらは毎日王冠とは違いG1馬の登録はゼロ。しかし、G1制覇へあと一歩という馬がズラリと並んでおり、レベル自体は決してヒケはとりません。どの馬が悲願達成に向けて好スタートを切ることができるでしょうか!?
以下、過去10年の上がり傾向、私の過去予想、京都大賞典のポイントとなります!
過去10年の上がりラップ傾向
年 | 最速地点 | 最高速度 | 失速度合 |
07 | L2 | 高速 | 持続 |
08 | L2 | 高速 | 持続 |
09 | L4 | 低速 | 超持続 |
10 | L3 | 低速 | 超持続 |
11 | L3 | 高速 | 超持続 |
12 | L3 | 高速 | 失速 |
13 | L4 | 高速 | 失速 |
14 | L2 | 低速 | 持続 |
15 | L2 | 超高速 | 超持続 |
16 | L3 | 高速 | 持続 |
過去10年で3要素がバラバラとなっています。ただ、前半のペースによって3つに分類することはできます。
1.ドスローで一団の馬群のまま直線に入りラストの切れ味勝負(07,08,15)
2.大逃げ馬がレースラップそのものを壊しているレース(09,10)
3.坂の下りからペースが速くなるロングスパート戦(12,13)
11,16は3のロングスパート戦に近いですが、前半が遅かった分終いの失速度合が少なくなっています。また、14は少し特殊でペースもそこそこ流れたうえで、勝負どころが分散されたレースとなっています。
展開によってラップが大きく左右されるレースなので、逃げ馬の分析が重要となってきそうです。
過去の予想結果
年 | 本命馬 | 結果 |
15 | ラブリーデイ | 1番人気1着 |
16 | ラストインパクト | 5番人気7着 |
15はスローがみえみえでラブリーデイから買うより仕方なしのレースでした。
16はロングスパート前提で穴から入ってみましたが、キタサンブラックに逆らえるレースではなかったですね・・・。
京都大賞典のポイント
逃げ馬が不在なのが、レースの流れにどのような影響を与えるかが一番のポイントです。
登録メンバーを眺めてみると、カレンミロティックがハナをとるであろうとは思いますが、長期休養明けでどれだけ持つかが読みにくいです。ただ、その他に純粋な先行馬が皆無に近いので、前半で負担のかからないレースになりそうな可能性は極めて高いですね。
カレンミロティックに池添騎手が乗る場合、過去はギリギリまで引き付けるよりは早めスパートでこの馬の武器である持続力を活かすレースをしているので、ロングスパートのL3~L4高速失速戦の可能性が一番高そうです。ただ、逃げなかったりロングスパートをできる状態になかったときは、仕掛けどころが遅くなることもありえます。
現状では予想しづらいレースと言えますね・・・。
明日以降、注目馬を中心に出走予定馬の戦績を振り返っていきます。