2017京都大賞典過去レース分析

古馬路線伝統のトライアルレース・京都大賞典の過去レース分析ページです。

こちらは毎日王冠とは違いG1馬の登録はゼロ。しかし、G1制覇へあと一歩という馬がズラリと並んでおり、レベル自体は決してヒケはとりません。どの馬が悲願達成に向けて好スタートを切ることができるでしょうか!?

以下、過去10年の上がり傾向、私の過去予想、京都大賞典のポイントとなります!

過去10年の上がりラップ傾向

 

最速地点 最高速度 失速度合
07 L2 高速 持続
08 L2 高速 持続
09 L4 低速 超持続
10 L3 低速 超持続
11 L3 高速 超持続
12 L3 高速 失速
13 L4 高速 失速
14 L2 低速 持続
15 L2 超高速 超持続
16 L3 高速 持続

過去10年で3要素がバラバラとなっています。ただ、前半のペースによって3つに分類することはできます。

1.ドスローで一団の馬群のまま直線に入りラストの切れ味勝負(07,08,15)

2.大逃げ馬がレースラップそのものを壊しているレース(09,10)

3.坂の下りからペースが速くなるロングスパート戦(12,13)

11,16は3のロングスパート戦に近いですが、前半が遅かった分終いの失速度合が少なくなっています。また、14は少し特殊でペースもそこそこ流れたうえで、勝負どころが分散されたレースとなっています。

展開によってラップが大きく左右されるレースなので、逃げ馬の分析が重要となってきそうです。

過去の予想結果

本命馬 結果
15 ラブリーデイ 1番人気1着
16 ラストインパクト 5番人気7着

15はスローがみえみえでラブリーデイから買うより仕方なしのレースでした。

16はロングスパート前提で穴から入ってみましたが、キタサンブラックに逆らえるレースではなかったですね・・・。

京都大賞典のポイント

逃げ馬が不在なのが、レースの流れにどのような影響を与えるかが一番のポイントです。

登録メンバーを眺めてみると、カレンミロティックがハナをとるであろうとは思いますが、長期休養明けでどれだけ持つかが読みにくいです。ただ、その他に純粋な先行馬が皆無に近いので、前半で負担のかからないレースになりそうな可能性は極めて高いですね。

カレンミロティックに池添騎手が乗る場合、過去はギリギリまで引き付けるよりは早めスパートでこの馬の武器である持続力を活かすレースをしているので、ロングスパートのL3~L4高速失速戦の可能性が一番高そうです。ただ、逃げなかったりロングスパートをできる状態になかったときは、仕掛けどころが遅くなることもありえます。

現状では予想しづらいレースと言えますね・・・。

明日以降、注目馬を中心に出走予定馬の戦績を振り返っていきます。

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