秋の古馬G1戦線の東の前哨戦となる毎日王冠の過去レース分析ページです。
今年はG1馬5頭が出走予定で、前哨戦というにはもったいない豪華メンバーでの1戦です。どの馬も秋の天皇賞をにらんだレースですが、間隔もあまり開かないのでここから全力投球となるでしょう。馬券はもちろんですが、純粋に楽しんで観たいレースですね!
以下、過去10年の上がり傾向、私の過去予想、毎日王冠のポイントとなります!
過去10年の上がりラップ傾向
年 | 最速地点 | 最高速度 | 失速度合 |
07 | L3 | 高速 | 持続 |
08 | L3 | 超高速 | 超失速 |
09 | L3 | 超高速 | 失速 |
10 | L3 | 高速 | 失速 |
11 | L3 | 超高速 | 失速 |
12 | L3 | 低速 | 失速 |
13 | L2 | 超高速 | 持続 |
14 | L3 | 高速 | 失速 |
15 | L3 | 高速 | 失速 |
16 | L3 | 高速 | 持続 |
(10,16は稍重)
13年エイシンフラッシュが勝ったレース以外はすべてL3最速戦です。この時もラスト4ハロンのラップが12.6-11.1-10.9-11.3とL3地点で急加速しているように、早くなるポイントはL3で間違いありません。
唯一最高速度が低速の12年はシルポートが離して逃げてのもので、後続は鋭い脚を使っています。
レースの流れがかなりはっきりしているレースなので、うまく合致する馬がいればラップ予想的には勝負しやすいレースとなりそうです。
過去の予想結果
年 | 本命馬 | 結果 |
15 | クラレント | 9番人気8着 |
16 | ヒストリカル | 11番人気3着 |
15年クラレントは先行できなかったのが痛すぎました。
16年ヒストリカルは雨の影響も考慮しての穴狙いでしたが、まんまとはまりました。ブービー人気での激走で複勝が10倍以上つきました。
毎日王冠のポイント
前半のペースはバラつきがあるレースなのですが、最速地点がL3になるのはほぼ間違いありません。特に今年は確たる逃げ馬がいないので、スロー濃厚。先行勢も余力たっぷりで直線を迎えられるので、4コーナーから直線の入り口からでの急加速から長い直線を走りきるレースになる可能性が極めて高いと思われます。
あまりに緩みすぎると13年のようなL2超高速戦もないことはないですが、基本はL3超高速失速戦を頭に置いて各馬の分析を行っていきたいです。