2歳戦の振り返りはこちらの兄弟ブログへどうぞ!

2017スプリンターズS回顧

レースラップ

11.9-10.8-11.2-10.9-11.1-11.7 (33.9-33.7=1:07.6)

最速地点 最高速度 失速度合
L3 超高速 失速

スプリンターズSとしては珍しいL3最速戦となりましたが、これはスローペースだったことが原因。最序盤でワンスインナムーンがハナを主張したところ、誰も競りかけていきませんでした。

オープン戦で前半33.9は超スローといってもよく、いわゆるスプリント戦らしい前向きな流れにならなかったため、上位にきた馬も1200より長い距離に実績がある馬ばかりです。

いかにもなスプリンターには向かなかったレースで、そのような馬が次走1200を使ってきたときの巻き返しには期待できそうです。

スポンサーリンク




予想結果

馬名 結果
レッドファルクス 1番人気1着

こちらでは予想が間に合わず、Twitterのみでの予想公開となりました。申し訳ありません。

レッドファルクスは抜けていると思ったので、ここから馬券を組み立てようと考えていたのですが、手広くなりすぎてしまい旨味がなくなりそうだったので単勝1点にしました。

ヒヤヒヤしましたが、結果的にはレッドファルクスの力が抜けていたレースでしたね。

各馬回顧

1着08レッドファルクス

いつも通り中団後ろから。内目の枠だったため、進路の確保に苦労したまま4コーナーへ。

ここでもかなり狭く追い出しは待たされましたが、ラスト200前が空いてからの伸び脚は強烈でした。最後はきっちりレッツゴードンキを捕らえて連覇達成となりました。

この馬は1200なら前半があまり早くならない方がいい馬で、流れは上手くはまりました。ここまでのスローはさすがに想定外でしたが・・・

1400の京王杯もドスローに近い流れでしたが、58キロの斤量を背負って最速上がりを繰り出して勝利。いわゆるスプリンターらしい前向きな気性の走りではないため、距離は本質的には1400~マイルがベストなのでしょう。

オープンクラスになるとかえって前半が遅くなるのが、昨今のスプリント戦の特徴で、がりがり前に行って踏ん張る馬よりはマイルでも溜めが効いて鋭い脚を使えるような馬が力を発揮しやすいです。ロードカナロアやストレイトガールがその代表格ですが、どちらも東京マイルのG1を勝っています。

レッドファルクスも同じような適性を持つ馬で、1200に限らずもっと長い距離でも十分好走できる馬です。左トモに不安がある馬で左回りの方がいい馬。来年も現役続行ならば、高松宮記念以上に安田記念で買ってみたい馬です。

2着02レッツゴードンキ

こちらは内枠を最大限活かし、中団内々からコーナーもインベタ。直線も内を狙い見事に前が空きました。完璧に乗って勝利目前までいきましたが、最後の最後でレッドファルクスの豪脚に屈しました。

レッツゴードンキは1200の勝ち鞍がない馬で、純粋スプリンターではないのは明らか。スローペースで溜めがきいたことでより長い距離に適性があるこの馬の能力が発揮されました。

もちろん内枠を最大限に活かした騎乗がはまったのも事実で、レッドファルクスとの差は着差以上に大きいです。ただし、春秋スプリントG1をどちらも2着したようにスプリント戦での適性の幅はこちらの方が広そうです。高松宮記念は雨で時計がかかる馬場で、ダートでも好走経験があるように前半が速くなる普通のスプリント戦ならば時計がかかった方がいいでしょう。

この馬も本質的にはマイラーですが、気性の問題が大きくマイル戦だと脚が上手く溜められません。この辺が解消されれば東京マイルのG1でも好勝負可能なのですが・・・。

3着06ワンスインナムーン

スタートはダイアナヘイローやフィドゥーシアと差がありませんでしたが、ハナを主張したところ競りかけられずにすんなり先頭へ。そこからは一旦ペースを落としてスプリントG1としては超スローともいえる流れを作ります。直線でも余裕はありましたが、レッドファルクス・レッツゴードンキに切れ負けして3着を何とか確保しました。

調教も良かったようで状態面でも他馬をリードしていたのもありますが、ハナを取りきったのがいい方向に働きました。

1200でも勝っている馬ではありますが、初重賞挑戦の京都牝馬Sや前走の朱鷺Sのように1400も十分にタイプできるタイプ。いわゆるスプリンタータイプのダイアナヘイロー・フィドゥーシアにペースを作らせず、自分で緩い流れを作れたのはよかったです。

京都牝馬Sが1400でスローのL2高速持続戦。これで2着に入れたようにある程度ペースを緩くしてから一脚使える馬です。1200ではハイペースを追走して勝っているように、わりと適性が広い馬ではありますがより持ち味が生きるのはスローペースのようです。

4着01スノードラゴン

この枠を引いたからにはこれしかないというインベタ競馬。鞍上の大野騎手が最も得意とする形で、進路が完全に空いたとはいえませんがジリジリと伸び続け9歳馬ながら見事に4着ゲット。

スノードラゴン自体はラストばったり止まるようなスプリント戦でこその馬ですが、枠を活かし切った競馬ができればまだまだ健在ということでしょう。先行勢がスローペースに苦しんだ中で内をすくって1頭ずつ先行馬を拾う形で入着できました。

時計がかかった方がいいですし、前半急かす形もよくない馬なので、現状では1400の方が馬券圏内という意味ではチャンスがありそうです。まだまだ力は衰えていないので、高齢で人気の盲点になれば阪神Cでも期待できます。

巻き返しに期待できる馬

ここまで何度も書いていますが、スプリンターズSはスプリントG1としては異例の超スローペースでした。

前半飛ばしていく形で良さが出るスプリンタータイプにとっては厳しい競馬でした。そういったペースを作りにいかなかったのは問題ですが。

ビッグアーサーは純粋スプリンタータイプでは最上位の存在。今回は状態面にかなり問題があったようですが、それでもスローに対応して6着。これは体調さえ整えばまだまだG1級です。

セイウンコウセイはパワータイプのスプリンターで、前半飛ばしたうえで時計がかかった方がいい馬。今回は全くの適性外で、時計がかかる重い馬場での巻き返しを狙いたいです。

ファインニードル・ダイアナヘイローはペースが落ちたことで良さが全く出ませんでした。どちらも夏にレースを使ってきた馬で、おつりがなかった可能性もあります。ファインニードルは7秒ちょうどくらいで決着する高速馬場でチャンス。ダイアナヘイローは厳しいペースになりそうなレースなら巻き返せます。

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする