2017マイルチャンピオンシップ過去レース分析

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日曜メインは今年の京都G1ラストを飾る秋のマイル王決定戦・マイルチャンピオンシップです!

マイル路線を歩む馬にとっては今年の集大成となるレースで、毎年多士済々なメンバーで争われる競走。今年も春のチャンピオン・サトノアラジンをはじめ、いかにも人気がわれそうな好メンバー。展開のカギを握るマルターズアポジーの出方にも注目が集まります。

以下、過去10年の上がり傾向、私の過去予想、マイルチャンピオンシップのポイントとなります!

過去10年の上がりラップ傾向

 

年  最速地点  最高速度  失速度合 
07 L2 高速 失速
08 L3 高速 持続
09 L2 高速 失速
10 L3 高速 超失速
11 L2 低速 持続
12 L4 高速 失速
13 L3 高速 持続
14 L2 高速 失速
15 L3 高速 超持続
16 L4 高速 失速

(11,12は稍重)

上がり3要素ではハッキリとした傾向のないレースです。最高速度はまず高速でしょうとしかいえません。

コース形態をみると、最初の2ハロンが平坦で、次の2ハロンが上り坂。5ハロン目(L4)で一気に下り、ラスト600はほぼ平坦。

ラップを見ると先行隊形が定まった後、4ハロン目(600~800)の上り坂で一旦減速します。これは毎年恒例です。

次の下り坂からラップは速くなりますが、ここで一気に加速が始まるというよりは急激な下り坂であるために、抑えていても数字が勝手に速くなっているという印象で、真の勝負どころはその後。

ここが難しいところで、L3で一気に加速するレース(10年、15年)もあれば、L2(直線)まで本仕掛けが遅れるレース(07年、09年)もあります。また、結果的にL3最速ですが急激な加速はなく持続力が問われる展開(08年、13年)もあり、非常に読みにくいレースですね。

過去の予想結果

本命馬 結果
15 フィエロ 2番人気2着
16 ヤングマンパワー 4番人気16着

15年はモーリスが抜けるという、今振り返ってみるとなかなか恥ずかしい結果。

16年はそもそも軸がぶっとぷという、かなり恥ずかしい結果。

マイルチャンピオンシップのポイント

過去傾向からラップを読みづらいので、逃げ馬のペースの作り方が重要になります。

ウインガニオンもいますが、ゲート後の速さを考えるとハナはほぼ間違いなくマルターズアポジー。

マルターズアポジーはここ2戦マイル重賞を使っていますが、道中でペースを落とさずに淀みないペースで逃げています。

また、この馬のベストレースともいえる小倉大賞典も道中11.5前後を刻んで、前半のペースで後続の脚を削いでラストではかなり失速しながらも余裕で逃げ切りました。

武士沢騎手もこの馬の良さを十分に理解しているようで、スローに落として直線勝負に構えるという逃げ方はしないと思われます。

そうなると、昨年のような坂の下りが一番速いL4最速戦になる可能性が高く、そこからゴール前1ハロンまでは11.5前後をキープし、ラスト1ハロンで落ち込む競馬になりそう。

急に内有利になった京都の馬場が今週はどうなるかチェックする必要はありますが、加速力よりも持続力に秀でて内から器用に立ち回れる馬が現状では狙い目なのではないかと考えています。

明日以降、注目馬を中心に出走予定馬の戦績を振り返っていきます。

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