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2017ローズSレース回顧

ローズSは芝2走目のラビットランが後方から最速上がりを繰り出し快勝!

ラビットラン・カワキタエンカ・リスグラシューの3頭が秋華賞の優先出走権をゲットしました。一方、人気のファンディーナ・モズカッチャンはそれぞれ6着、7着と完敗。

以下、秋華賞を占う意味でも重要なローズSの回顧となります。

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レースラップ

12.4-10.9-11.3-11.8-12.2-12.0-11.6-11.3-12.0 (58.6-46.9=1:45.5)

最速地点 最高速度 失速度合
L2 高速 失速

台風の接近が心配されましたが、結局この日は雨が降らず良馬場に回復した中でのレース。

前半は58.6と平均ペースで流れました。過去レース分析でも触れたとおり、58秒を切るか切らないかで上がりラップに変化が現れますが、58秒台で流れたため上がりはL2高速失速戦となりました。

予想結果

馬名 結果
ファンディーナ 1番人気6着
メイショウオワラ 12番人気5着
モズカッチャン 2番人気7着
ミスパンテール 13番人気10着
× ミリッサ 5番人気4着
× リスグラシュー 3番人気3着
× カワキタエンカ 6番人気2着

L2高速失速戦を想定した予想をしたので、レースの流れはピッタリ。その中でこの予想はいただけません。L2高速持続戦のみの経験しかなかったファンディーナを本命にしたのはまずかったです。もっと、失速戦に重きを置けば×を打ったミリッサ・カワキタエンカの評価は上がっていたわけで、無難な予想をしてしまったことに悔いが残ります。

各馬回顧

1着14ラビットラン

スタートは普通もすぐに後方に下げて、道中はじっくり溜める競馬。3,4コーナーはスムーズに一番外を回し直線へ。最速地点のL2でもじわじわ前との距離を詰め、L1で先行勢の脚が鈍ったところで出色の伸び脚をみせました。

前走中京1600で初めて芝のレースを走り、L2高速持続戦を最後方から直線だけでごぼう抜き。今回もL2最速戦でラスト失速の流れの中、素晴らしい差し脚をみせました。

流れを読めていた中で、この馬を買えなかったのは痛恨です。L2最速でトップスピードを問われながら、ラスト落ち込んだところでも勢いを落とすことなくゴールまで一直線。トップスピード自体の質も高いですし、それを落とさない持続力も持った馬です。

秋華賞は小回りで一貫ペースとなりやすく、仕掛けどころも分散されがち。そうなるとあまり持ち味は活きないとは思います。長い直線のトップスピード勝負なら、ソウルスターリングを除いていきなり世代トップの能力を見せたので、秋華賞よりもエリザベス女王杯で評価をしたい馬です。

2着16カワキタエンカ

スムーズにハナを取り、ペースを落としすぎることなく進めていきます。直線ではL2地点でファンディーナに並ばれかけますが、L1地点でこれを振り切りました。逃げ切ったかと思わせたところで、ラビットランの強襲を受けましたが2着は確保。

L2高速失速戦で好走実績があった馬なので、この上がりに対応できたのは納得です。今回は勝った君子蘭賞や、1000万で2着になった三面川特別と比べて速いペースで進めましたが、その中でも直線で11.3の脚を繰り出せたのは収穫です。

全体的なペースを引きあげて、直線で一脚を使いラスト粘りこむという形ができたのは大きく、次走以降も自分でうまくペースを作れれば今後も楽しみです。

秋華賞に関しては、どのようなレースメイクができるかがポイントとなりそうです。自分でペースを作れる馬なので、ペースを平均くらいに引き上げつつも直線の入り口で余力を残す競馬ができれば、粘りこみの可能性もあります。横山典弘騎手が継続して騎乗するならば、逃げ馬でペースを作るのが非常にうまい騎手なので楽しみもあります。

3着06リスグラシュー

道中はラビットランのちょうど内側の位置を取ります。4コーナーで手が動き始めますが、進路も微妙ながらあったにもかかわらず、あまり進んでいきません。最速地点のL2ではラビットランに置いて行かれますが、失速したL1地点ではラビットランとほぼ同じ脚を使い、なんとか3着になだれ込みました。

この馬のウィークポイントが露呈した1戦となりました。トップスピードに乗せていく段階の4コーナーで反応が悪く、勝負どころで置かれてしまいます。スピードに乗ってからは長く脚が使えるのですが、瞬時にギアチェンジできないのが弱点です。

L2高速戦ではオークスで初めて馬券圏内を外しましたし、チューリップ賞もミスパンテールに敗れたようにL2高速戦では反応の悪さが着順に現れています。阪神ジュベナイルフィリーズと桜花賞はL3低速戦で、最速地点が早めでトップスピードも遅いレースなら対応できるでしょう。

秋華賞は勝負どころが分散されがちなので、高速馬場にならないのであれば浮上の余地はあります。こちらは、秋華賞での上積みは期待できます。

4着05ミリッサ

こちらはラビットラン・リスグラシューより後ろのポジション。内をずっと通し直線で馬群の中へ。ところどころ詰まりながらも徐々に外に持ち出して、進路をなんとか確保して伸びますが、ゴール前ギリギリのところでリスグラシューに差され、惜しくも優先出走権獲得とはなりませんでした。

直線で前がきれいに空けば2着争いはできたでしょう。ただし、これは勝負に行った結果なので仕方ないです。前走1000万勝ちがL2高速失速戦で、今回もおなじ流れ。少し力が足りないですが、この流れなら力はしっかりと出すことができます。

2000ではダイワメジャー産駒ですし、少し距離が長いかもしれません。得意条件が似ているラビットランは強敵でこれに先着するためには工夫が必要です。

5着11メイショウオワラ

外の馬のスタートが良く、先行策をとれませんでした。中団から競馬を進め直線はスムーズに外へ。最速地点ではしっかりとついていくことができましたが、L1で粘りこみを図ったものの後方から差してきたリスグラシューとミリッサにわずかに差されました。

流れが向いただけに、前半でポジションをとれなかったのが痛かったです。先行できていればカワキタエンカに迫れていたと思います。

6着17ファンディーナ

スタートはしっかりでたものの、左右にいたカワキタエンカ・ヤマカツグレースが行く気を見せたので控えて道中は5番手辺り。勝負どころではいつも通りの鋭い反応をみせ、カワキタエンカにL2地点では並びかけますが、L1の失速地点で伸び悩みカワキタエンカにも突き放されてしまいました。

これまではスローを好位で進め、鋭い反応をみせてそのままスピードを落とさずに圧勝してきましたが、失速戦での脆さが現れてしまいました。

ギアチェンジの能力は非凡ですが、長く脚を使えないということがハッキリしてしまいました。ただ、今回はプラス22キロで状態面に問題があったのかもしれません。

秋華賞に関しては、長く脚を使う必要があるので今回のような走りだと厳しいものがあります。逆にエリザベス女王杯は最速地点がL1になることも多いレースで、こちらなら浮上してくると思います。

7着02モズカッチャン

道中はインからファンディーナをみるような位置で進めます。直線ではファンディーナの後ろを狙うも狭くなりそうで、インに進路を切り替えます。そこから伸びてくるかと思われましたが、意外に伸びずファンディーナと全く同じ脚になってしまいました。

流れ的にはもっと伸びてよかったはずで、これは状態面に問題があったのでしょう。

一叩きした次に期待したいところですが、秋華賞は流れ的にはあまり合わないと思っています。また、内枠をひいて長所である立ち回りの器用さをみせられれば何とかなるかもしれませんが・・・。

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