ローズS出走馬分析 モズカッチャン

フローラSを制し、余勢を駆って出走したオークスでも2着と好走したモズカッチャンがローズSに出走予定です!

フローラSは全くの人気薄でしたが、1枠1番を引き内から鋭く伸びて優勝。オークスでも1枠1番で、こちらも内から伸びてソウルスターリングに迫る競馬をみせました。桜花賞路線とは無縁でしたが、一気に力をつけていた印象で、ひと夏超えてさらにパワーアップした姿を見せることはできるでしょうか!?

それでは、モズカッチャンの近3走ラップ、好走時ラップ、ローズSにむけてのポイントです。

近3走ラップ

年月日 レース名 コース 距離 人気 着順 最速
地点
最高
速度
失速
度合
17/5/21 オークス 東京 2400 6 2 L2 高速 持続
17/4/23 フローラS 東京 2000 12 1 L2 高速 失速
17/3/26 500万下 中山 1800 2 1 L2 低速 持続

オークスは中団やや前目で内からの競馬。直線も内を狙い、ソウルスターリングとは離されましたが、外から伸びてきたアドマイヤミヤビには2馬身強の差をつけて2着確保。

フローラSも同じような位置取りで内を狙う競馬。2戦ともL2高速戦で、道中は脚を溜めてゴール前600mで鋭い脚を発揮する中距離馬らしい競馬ができています。

500万勝ちの中山1800戦は、ペースが遅かったうえに少し馬場が重かったので低速戦になっていますが、これもL3からL2にかけてしっかりと加速したレース。いかにも中距離馬といった馬ですね。

好走時ラップ

年月日 レース名 コース 距離 人気 着順 最速
地点
最高
速度
失速
度合
17/4/23 フローラS 東京 2000 12 1 L2 高速 失速
17/3/26 500万下 中山 1800 2 1 L2 低速 持続
17/2/12 未勝利戦 小倉 1800 3 1 L1 高速 超持続

未勝利は小倉1800で勝ち上がったのですが、こちらはかなりのスローでL4で13.2が計測されたレース。仕掛けどころがかなり後ろになったこともありL1最速戦となりました。序盤は後方だったのですが、3コーナー手前から進出を開始し、4コーナーでは4番手。直線でも脚が衰えずL1で高速上がりを計測しました。

スローでも我慢がきくところ、溜めれば鋭い脚を使える点はこのあとの500万、フローラSにつながる競馬だったといえそうです。

ローズSにむけたポイント

中距離でスローならばしっかり一脚が使える馬で、重賞で2戦連続最内枠から道中我慢できたように精神面でも大人です。この立ち回りの上手さはこの馬の最大の武器です。

阪神1800は器用さがあまり必要ないコースなので長所が活きない可能性はありますが、中距離なら脚はしっかりと使える馬なので、大きく崩れることはなさそうです。

軸に据えるとなるとパンチ力不足ですが、3連系の馬券を買うならば外せない1頭ですね。

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