紫苑S出走馬分析 ディアドラ

桜花賞6着、オークス4着と春のクラシックで活躍し、夏の札幌で1000万条件を勝ち上がったディアドラが紫苑Sに出走予定です。
今回の出走予定メンバーでは随一の実績を持つ同馬。パワーアップを証明した前走からもここだけでなく秋華賞でも有力と目される1頭です。
まずはトライアルを突破し、秋華賞の有力馬として名乗りをあげることはできるのか!?

それでは、ディアドラの近3走ラップ、好走時ラップ、紫苑Sにむけてのポイントです。

近3走ラップ

年月日 レース名 コース 距離 人気 着順 最速
地点
最高
速度
失速
度合
17/8/13 HTB賞  札幌  2000  L2  低速  持続 
17/5/21  オークス  東京  2400  L2  高速  持続 
17/5/7  矢車賞  京都  1800  L2  高速  超持続 

前走HTB賞では、降級馬の中でも屈指の実力をもつラヴィエベールをゴール前で差し切り。
62.5-59.6のスローラップ、L2低速持続戦の中最速上がりを繰り出しました。
オークスはL2高速持続戦で、差し馬には厳しい流れでしたがアドマイヤミヤビと並ぶ最速上がりで4着。
矢車賞もオークスに近いL2高速超持続戦を最速上がりで差し切り。
スローのL2最速戦が得意な印象です。

好走時ラップ

年月日 レース名 コース 距離 人気 着順 最速
地点
最高
速度
失速
度合
17/8/13  HTB賞  札幌  2000  L2  低速  持続 
17/5/7  矢車賞  京都 1800  L2  高速  超持続 
17/3/11  アネモネS  中山  1600  L2  低速  持続 

アネモネSは今回対戦するライジングリーズンの2着。
このレースはマイルで46.6-48.1のハイペースの中でのL2低速持続戦。
その後の成績からもマイルより長い距離の方がよさそうですが、前半で追走力を求められた中でのL2低速持続戦でも好走。
ライジングリーズンよりも前目の競馬で結果を残せたことにも好感が持てます。

紫苑Sにむけたポイント

過去レース分析でも書いたように、紫苑Sでは1800以上の低速持続戦での実績が必須です。
その意味で前走の競馬の持つ意味は大きいです。この時期の3歳牝馬にとって牡馬混合の1000万条件勝ちは素晴らしい実績ですし。
そのうえで中山コースでの好走実績もありますし、人気でも逆らえないかなぁ・・・と考えています。
1番人気が予想されるので、ディアドラから馬券を買うのであれば工夫が必要になりそうですね。

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