紫苑S出走馬分析 ライジングリーズン

フェアリーS、アネモネSと中山のオープンクラスを2勝しているライジングリーズンの分析ページです!
出走予定メンバー唯一の重賞勝ち馬で、秋華賞への出走も確実な同馬ですが、トライアルの1戦となるここで好走しG1につなげることができるのか?
全3勝を中山であげている巧者ぶりも評価されて人気が予想される1頭です。

それでは、ライジングリーズンの近3走ラップ、好走時ラップ、紫苑Sにむけてのポイントです。

近3走ラップ

年月日 レース名 コース 距離 人気 着順 最速
地点
最高
速度
失速
度合
17/7/2 ラジオNIKKEI賞  福島  1800  11  L2  低速  持続 
17/4/9  桜花賞  阪神  1600  L3  低速  超失速 
17/3/11  アネモネS  中山  1600  L2  低速  持続 

前走ラジオNIKKEI賞はこれまでにない先行策をみせましたが惨敗。
中距離戦でL2低速持続戦と紫苑Sの好走に必要な条件での大敗はいただけません。
桜花賞は馬場が重いことに加え46.5-48.0のハイペースになって消耗度合の大きいレースでしたが、後方からなだれ込んだだけという印象。
しかし、中山のアネモネSはこちらも46.6-48.1のハイペースでL2低速持続戦でしたが、後方から外を回しながらも勢いをつけてあがっていき、ディアドラを差し切りました。
中山コースへの適性をこれでもかとみせつけた1戦でした。

好走時ラップ

年月日 レース名 コース 距離 人気 着順 最速
地点
最高
速度
失速
度合
17/3/11  アネモネS  中山  1600  L2  低速  持続 
17/1/8  フェアリーS  中山  1600  10  L4  低速  持続 
16/9/24  新馬戦  中山  1600  L3  低速  持続 

ご覧の通り全3勝を中山マイル戦であげています。
最速地点はバラバラですが、上がりの質は低速持続戦で一致。
この条件ではG1馬アエロリットやディアドラを負かしているように、この馬にとってドンピシャの条件なのでしょう。

紫苑Sにむけたポイント

中山コースでの相性の良さをどうみるかがポイントです。
全て1600での実績となっていますが、1600=外回りと2000=内回りでは同じコースでも求められる条件が異なります。
外回りはスタートから緩やかなカーブが直線まで延々と続きますし、直線の急坂まではずっと下り坂のコースです。
一方内回りはスタートしてから1コーナーまでは上り。2コーナーからは下って直線を迎えるというコース。
コース形態が全く異なるので、求められる資質も変わってくると考えられます。
そしてライジングリーズンの場合は、1周戦でL2低速持続だったラジオNIKKEI賞で惨敗。
本来の後方待機策だったら違った結果だっかかもしれませんが、不安の方が大きい結果でした。
以上をまとめると、中山巧者ではありますが、中山外回り巧者であって内回りでは危険な人気馬なのではないでしょうか。
人気薄であれば中山替わりで買ってもいいかな・・・とも思いますがそれなりの人気にはなるでしょうし、ラップ分析の観点からは消したい1頭といえます。

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