フローラSで1番人気に推されるも完敗。その後のオークスでも力を出し切れなかったホウオウパフュームが紫苑Sに出走予定です!
1月の寒竹賞では牡馬を相手に圧巻の内容で勝利。この勝ちっぷりが評判となりオークス路線でも人気となりましたが、東京の2戦では結果が残せませんでした。
中山コースで捲土重来となるか。そして、再びG1戦線に名乗りを上げるのか、注目の1頭です!
それでは、ホウオウパフュームの近3走ラップ、好走時ラップ、紫苑Sにむけてのポイントです。
近3走ラップ
年月日 | レース名 | コース | 距離 | 人気 | 着順 | 最速 地点 |
最高 速度 |
失速 度合 |
17/5/21 | オークス | 東京 | 2400 | 7 | 16 | L2 | 高速 | 持続 |
17/4/23 | フローラS | 東京 | 2000 | 1 | 8 | L2 | 高速 | 失速 |
17/1/7 | 寒竹賞 | 中山 | 2000 | 1 | 1 | L1 | 低速 | 超持続 |
オークスは差し馬には厳しいレース展開になってしまったとはいえ、中団待機策から全く伸びずに大敗。上がりタイムもワースト2位と完敗といっていい内容でした。
1番人気に推されたフローラSも先行馬向きの流れだったとはいえ、後方からジリジリとしか伸びずに8着。
東京2戦は高速戦でしたが、ここで歯が立たなかったことからトップスピードの質はあまり高くなさそうです。
一方、寒竹賞は圧巻の内容。たまたまこの日は現地にいたのですが、最後方から強く追うこともなく楽々牡馬に勝利したのでビックリしたのを覚えています。
このレースは61.3-60.2のスローの流れでL1戦に。ただ、L1はこの馬が出したラップでレース全体の流れとしてはL2低速超持続戦だったように思えます。
最後方から競馬を進めて、L1は自分のラップがレースラップになるというのは簡単なことではありません。
このレースのような内容がこの馬にとってベストな展開、流れだったのでしょう。
好走時ラップ
年月日 | レース名 | コース | 距離 | 人気 | 着順 | 最速 地点 |
最高 速度 |
失速 度合 |
17/1/7 | 寒竹賞 | 中山 | 2000 | 1 | 1 | L1 | 低速 | 超持続 |
16/11/13 | 未勝利戦 | 東京 | 2000 | 3 | 1 | L2 | 高速 | 持続 |
未勝利戦はL2高速戦と、フローラSやオークスに近い流れでしたがここは完勝。
ただ、2着~4着馬が結局勝ち上がれなかったようにレースレベルはあまり高くありませんでした。
よって、レースの流れに対応したというよりは、レベルの低いメンバーだったのでなんとかなったというのが実際のところでしょう。
紫苑Sにむけたポイント
やはり強調したいのは寒竹賞。
まさに圧巻の内容で、中山内回り適正の高さ、スローからの低速持続戦への適性の高さを見せつけました。
東京の2戦は紫苑Sの流れとは全く異なるのでノーカウントでいいと思います。さすがに負けすぎているのはいただけませんが・・・。
紫苑Sのレース適性は持っている馬なので、ガラリと条件が変わったここでは好勝負が可能です。
ただし、どうも人気が落ちないようで、ディアドラを買う前提でこの馬も買い目に入れるとなると、馬券的には相当難しい選択を迫られそうですね・・・