紫苑S出走馬分析 ルヴォワール

デビューから2戦2勝と底を見せていないルヴォワールが紫苑Sに出走予定です!
今回は戸崎騎手に乗り替わりで、馬主キャロットファーム生産者ノーザンファーム、無敗での挑戦ということもあり人気を集める1頭です。
ここも勝って突破ということになれば無敗でのG1挑戦となり、秋華賞戦線の台風の目になるかもしれませんね!

それでは、ルヴォワールの近2走ラップ、紫苑Sにむけてのポイントです。

近2走ラップ

年月日 レース名 コース 距離 人気 着順 最速
地点
最高
速度
失速
度合
17/3/25  ミモザ賞  中山  2000  L2  高速  超持続 
17/1/18  新馬戦  中山  2000  L1  低速  超持続 

紫苑Sと同じ舞台である中山2000での2連勝。
ミモザ賞は63.6-60.7の超スローで仕掛けどころもかなり後ろに。L2からスピードほとんど落とさずに余裕勝ち。
新馬戦のほうが多少なりともペースは流れましたが、それでも62.7-60.9のスロー。最後まで余力があるL1最速戦で最高速度も低速ということで、力を出し切らずに楽に勝った印象のレースです。

紫苑Sにむけたポイント

L1,L2が最速地点の超持続戦は、スローで勝負どころも遅い負担のかからないレースに多いです。
紫苑SはL2またはL3が最速の低速持続戦。一瞬の加速力が必要ない代わりに400~600mはスピードの減速を食い止める必要がある持続戦。
この傾向を踏まえると、ルヴォワールは厳しいレースをまだしていません。これがどちらに転ぶのかがポイント。
底を全く見せていないので超大物の可能性もあれば、厳しい流れになって経験値不足が露呈することもありえます。
おそらく2,3番人気ということであれば、後者の可能性をとって馬券からは切りたいというのが私の考えです。
特に1番人気濃厚のディアドラを上位で買う予定のため、未知の要素が大きい人気馬はあまり買いたくないです。
人気上位馬がみな不安があるようなら未知の要素は魅力になるのですが、軸がしっかりしている場合は危険なにおいになってしまうのが馬券の難しいところですね。
逆にここを楽に突破するようなら秋華賞路線のトップグループの1頭に間違いなく上がるので、試金石の1戦となりそうです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする