2017ターコイズステークス過去レース分析

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土曜重賞は12月の名物牝馬限定戦ターコイズステークスです!

中山開幕週の牝馬限定ハンデ戦としておなじみのオープン特別戦でしたが、15年から重賞に昇格し開催時期も2週後ろ倒しになりました。

オープン特別時代は格上挑戦が多く、ハンデ差の大きいこともある競走でしたが、重賞昇格後の2年は40キロ台のハンデがついている馬はいませんし、拮抗したレベルの競走に変貌を遂げています。

オープン特別自体から1番人気は平気でとぶわ、2桁人気が普通に来るわの難解レースでしたが、重賞昇格初年度の15年は11番人気→16番人気→15番人気という大波乱の決着に。一方昨年は実績馬が上位を独占し平穏な決着と、ここ2年でも両極端なレースになっています。

今年の登録馬を見ると、明らかに格上な馬がおらず2年前のような空気が漂っていますが・・・

以下、過去10年の上がり傾向、私の過去予想、ターコイズステークスのポイントとなります!

過去10年の上がりラップ傾向

 

最速地点 最高速度 失速度合
07 L2 高速 失速
08 L2 超高速 失速
09 L4 高速 失速
10 L2 超高速 持続
11 L2 低速 失速
12 L2 低速 持続
13 L4 低速 持続
14 L2 高速 失速
15 L2 高速 持続
16 L3 低速 超持続

(09,11は稍重)

オープン特別自体からの過去10年のデータとなっています。

中山マイルの傾向から外れている点が最速地点。

中山マイルは道中は下りが続くので、全体のペースが緩まずにL4地点が最速でそのままゴールまでなだれ込むようなレースが多いです。京成杯オータムハンデはL4最速戦が一番多く、L2最速戦となることは稀です。

それと比べると、ターコイズステークスはL2最速戦がかなり多いですね。牝馬限定戦特有の現象ですが、切れで勝負するタイプが多い牝馬戦だと仕掛けどころが遅くなる傾向があります。このレースもその影響を強く受けており、中山マイルにしては珍しい直線勝負のレースが中心です。

当然スローペースでの直線勝負になれば、直線がただでさえ短いこともあり行った行ったの競馬も多くなります。1~3着馬まですべて前にいた馬ということもしばしば。大波乱の15年も前に行った馬たちのワンツースリーです。

ペース次第なのはもちろんですが、スローペースに落とし込んで瞬間の切れで勝負するタイプの先行馬には要警戒です。

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過去の予想結果

本命馬 結果
15 アルマディヴァン 6番人気9着
16 アルマディヴァン 15番人気8着

別にアルマディヴァンが好きなわけではないのですが、ロングスパート戦になった時の適性を重く見て2年連続の本命に。もちろん人気薄だったからということもあります。

ただ、このレースに限っては中山マイルの一般的な狙い方とは別の考え方をした方がよさそうですね。

ターコイズステークスのポイント

今年のメンバーで前に行きそうなのは、ペイシャフェリス・アッラサルーテ・エテルナミノル・ディープジュエリーあたりでしょうか。休み明けの状態面がわかりませんが、普通ならペイシャフェリスがハナを取りそう。有力馬は比較的末脚を活かすタイプなので、ペースは遅くなりそうですね。

それならL2高速失速戦を想定して、前に行けて一瞬の切れがある馬から買いたいです。15年パターンのように人気のない先行馬の行った行ったまで考えられると思います。中山の馬場も比較的軽いですし。

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