過去レース分析・コースの特徴
年 | 最速地点 | 最高速度 | 失速度合 |
16 | L3 | 高速 | 持続 |
17 | L4 | 高速 | 超失速 |
(16は2回京都開催、16は重、17は稍重)
(最高速度:11.5~11.9は高速)
(失速度合:最速地点とL1の差が0.3~0.5は持続、1.0~は超失速)
想定上がり:L2高速失速~超失速
京都ダート1400は6:4から7:3の間でL4最速戦とL2最速戦が分布しており、たまにL3やL1最速戦がでるという感じ。
1400のL4最速はちょうど真ん中の4ハロン目が最速で、スタートの勢いそのまま最後まで突っ走る流れ。一方L2最速は一旦3コーナーで緩んで、4コーナー直線にかけて再加速する流れです。
今回ハナを切るのはウインムート。前走ギャラクシーSは最内からのスタートで、おなじ1枠のコウエイエンブレムとともに砂を被らないように出していったのですが、外からレッドゲルニカに絡まれ3頭雁行状態でハイペースに。結果として、10着・15着・16着と丸つぶれになってしまいました。
元々芝馬のウインムート(ドリームバレンチノの全弟なので、兼用タイプだったのでしょう)は、初ダートの桶狭間S・オープン勝ちのエニフSともにL2高速戦を逃げ切っています。一瞬の反応があるのはいかにも芝でも走れる馬らしいところをみせています。
今回はコウエイエンブレムも外に入りましたし、前回のことがあるので松山騎手もそこまでゴリゴリと競りかけにはいかないでしょう。
ウインムートが逃げれば、コーナーで一回息を入れてからの再加速戦になるので、L2高速戦の実績が高い馬を中心に買います。
予想【自信度C】
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◯16コウエイエンブレム
▲14サウススターマン
△11ウインムート
3連複◎-14-16 (50%)
3連複◎-11-16 (20%)
3連複11-14-◎,16 (6%×2)
3連単◎→11,14,16→11,14,16 (3%×6)
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L2高速戦なら是非とも買いたい本命馬。
デビューから常に少し詰めの甘いところのある馬ですが、L2最速戦は昨年4回走り1着2回2着2回とパーフェクト。
前半から流れてもある程度対応できるところはあるのですが、ベストは緩急のはっきりついたレースでしょう。2走前もL2最速戦で、勝ち馬(仕掛けが遅いダートのレースに非常に強い馬)が強かったとはいえ3着以降には差をつけました。
L2最速戦だと、より決め手がある馬に最後差されてしまうパターンが多いのですが、今回はL2での決め手に長けた差し馬がいないので大チャンス。
詰めが甘い馬と思われている分、アタマの馬券に妙味があるので3連単を久しぶりに買います。
◯16コウエイエンブレム
コウエイエンブレムは1年近くL2最速戦を経験していないのですが、最後に出走したL2最速戦が16高砂特別で3馬身半差の完勝。
この馬に関してはオープン特別クラスでは一枚上の絶対能力があり、前走のような玉砕ペースに付き合うことがなければ堅実に走ってきます。
ここのところ内目の枠が多かったですが、外で砂を被らない競馬の方が位置取りに幅が持たせられますしいいでしょう。特にケチをつけるところはないです。
▲14サウススターマン
こちらもコウエイエンブレム同様、準オープン以降は常に堅実な馬ですが、1600万勝ちと2走前2着の霜月SがL2最速戦。
先行馬でピリッとした脚も使えるので、ペースが落ち着いて反応勝負になった方がよりベター。ラップ適性だけでいえばコウエイエンブレムより少し上かもしれません。
△11ウインムート
この馬がスローの流れを作るという読みである以上、逃げ切りには警戒です。
前走は前述のようにコウエイエンブレムともども厳しい競馬に巻き込まれてしまいました。
エニフS・グリーンチャンネルCともにL2最速となるペースで逃げていますが、グリーンチャンネルCの方が馬場が軽く全体時計が速かった分、最後に止まってしまった感じ。
今回は少し時計のかかっている京都の馬場なので、スンナリなら巻き返し可能。