過去レース分析・コースの特徴
年 | 最速地点 | 最高速度 | 失速度合 |
17 | L2 | 低速(12.2) | 超失速(1.0) |
(良馬場)
(最高速度:12.0~12.4は低速、失速度合:最速地点とL1の差が1.0~は超失速)
想定上がり:L2低速失速
2015年以降、新潟ダート1200で行われた1000万条件のレースは14鞍あります。そのうち、不良馬場だった1レースを除いた13レースが参考になります。
この13レースのうち、実に11レースがL2最速戦となっています。ダートのスプリント戦は、基本的にテンが速く、再加速することのないままゴールまで失速し続けるのですが、新潟ダート1200に関してはL3で一旦緩み、L2再加速となることがほとんどです。
このようなラップになるのは、新潟競馬場のコース形態によるものが大きいです。L3地点(残り600m~400m)はすべてコーナー部分ですが、新潟ダートコースのコーナーはJRA10場の中でも屈指の半径の短さ。非常にきついカーブになっています。
そのため、ここでスピードに乗せるのは物理的に難しくなっています。
よって、新潟のダートコースは1200だろうと1800だろうと、圧倒的に逃げ・先行馬が有利です。L3地点でスピードが緩むので、前半から飛ばしていった馬が一息つけるポイントとなり直線でもうひと踏ん張りが利きます。
また、新潟ダートは平坦ですが、比較的重めの砂質なので末脚が発揮しづらいというのもあるでしょう。
とにかく、新潟ダートコースは先行馬を狙え!が鉄則です。差し込んでくる馬に関しては、これもダート馬らしくないですが、瞬発力が必要になってきます。中山のように、下り坂から勢いをつけて長くいい脚を使うのとは、少し毛色が違う差し脚が必要です。
予想【自信度D】
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単勝・複勝◎
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前に行くためには、当然ゲートが重要です。今回も先行馬は複数いますが、その中でゲートが一番安定している馬を本命にしました。
1000万条件に上がってから、いいところなく3連敗ですが、ゲートは毎回一、二を争う好スタートをみせています。特に、芝での好走実績もある馬で、芝スタートでは安定感が増している印象です。
1000万条件に上がってからの連敗は、どれも好スタートを切りながら押していかないうちに、外から馬に来られてポジションがどんどん悪くなってしまうパターンです。
砂を被っても抵抗できているように、控える競馬ができないわけではないのですが、必要以上にポジションを下げられてしまうレースが続いています。
今回は、外枠を引けたのが大きなプラス要素。外からかぶされるリスクが近3走よりもかなり下がっており、無理なく好位を追走できそうです。
前回の大敗で人気もさらに落ちるでしょうから、今回が絶好の狙い目になるでしょう。
相手候補としては、逃げることになりそうなミッキーワイン・シュピールカルテ辺りを考えていましたが、どちらもゲートが不安定で昇級戦の内枠。危険な香りがするので単複にしておきます。