過去レース分析・コースの特徴
年 | 最速地点 | 最高速度 | 失速度合 |
16 | L2 | 超高速(10.9) | 失速(0.9) |
17 | L2 | 高速(11.0) | 失速(0.9) |
(16,17ともに良馬場)
(最高速度:~10.9は超高速、11.0~11.4は高速)
(失速度合:最速地点とL1の差が0.6~0.9は失速)
想定上がり:L2超高速失速
新潟外回りコースは95%以上のレースでL2最速戦となります。もちろんその理由は、新潟のコース形態によるものです。
新潟外回りは600mを超える直線があり、さらにコーナーが非常にタイトです。そのため、コーナーでスピードを上げたくない心理が働くとともに、物理的にもスピードを上げづらいです。そして、直線に入ってからスピードが上がり始め、L2地点でトップギアに。スピードを乗せやすいので、L2では未勝利クラスでも10秒台に突入するレベルの高速戦になります。
しかし、新潟外回りで重要なのはL2地点での超高速上がりに対応することではありません。もちろん、あまりにトップスピードが足りないとダメですが、特殊なコースでどの馬も一瞬であればスピードを発揮しやすくなっています。
むしろ大事なのは、L1地点での落ち込みに耐えられるかです。オール平坦なのでスピードが落ちにくいと思われがちですが、L2地点で一気にアクセルを踏み込むので、ラストは見た目に反してかなり苦しくなります。失速度合が持続戦になるのは10%くらいで、ほとんどのレースでL1ではスピードが落ち込みます。
よって、新潟外回りに求められる資質は、高いギアチェンジ能力よりもL1での失速戦にも耐えられる粘り強さになります。周りが苦しくなる中で、最後まで脚を使い続けられるかどうかに焦点を置いた予想をします。
予想【自信度C】
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◯06アッフィラート
単勝◎
馬連・ワイド◎-6
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新潟コースにも良績があり、近走もL1でも伸び続けている馬を本命にします。
前走は不得手な右回りで、4コーナーからゴール直前まで終始狭かったこともあり、自慢の末脚を発揮できませんでした。
500万、1000万と直線の長い左回りコースで勝っており、ともに内から馬群を縫う形でのレースになっています。特にL1地点で前が苦しくなってからの伸び脚が目立ち、最後までしっかりと脚を使えるという意味で新潟外回り向きの馬です。
強敵はいますが、少頭数の内枠で自分の競馬ができそうです。スムーズに脚を使い続けられる展開になれば、L1地点で突っ込んでくる可能性は十分にあります。
◯06アッフィラート
こちらは重めの馬場で連勝中ですが、脚の長さならば本命馬やサンティールにもヒケを取りません。特に、休養明けの2戦は馬が変わったかのような強烈な末脚で連勝しています。
サンティールはともかく、グローリーヴェイズはL1での甘さがあることから危ないとみているので、上手くはまれば連対、サンティールに伸び負けても3着までにはという考えで対抗にしました。