過去レース分析・コースの特徴
年 | 最速地点 | 最高速度 | 失速度合 |
13 | L4 | 低速(12.0) | 失速(0.7) |
14 | L4 | 低速(12.2) | 持続(0.3) |
15 | L4 | 高速(11.7) | 失速(0.9) |
16 | L4 | 低速(12.3) | 失速(0.8) |
17 | L4 | 高速(11.9) | 超失速(1.2) |
(13は不良、15・17は稍重、14・16は良)
(最高速度:11.5~11.9は高速、12.0~12.4は低速)
(失速度合:最速地点とL1の差が0.3~0.5は持続、0.6~0.9は失速、1.0~は超失速)
想定上がり:L4高速失速
小倉の天気は非常に読みづらいですが、弱い雨が夜から降り続くようなので、ダートは稍重~重くらいの湿った馬場になりそうです。
今回のメンバーは、夏の小倉ダート1700を1~2度使った馬が多くいます。オープンの阿蘇ステークス、1600万下の薩摩ステークス、1000万下の響灘特別の3レースですが、それぞれのラップは以下の通りです。
阿蘇:6.9-11.6-12.1-12.3-11.9-11.9-12.0-12.2-12.2
薩摩:7.1-11.7-12.1-12.8-12.0-11.7-11.8-12.0-12.4
響灘:7.0-11.0-11.5-12.8-12.5-12.1-12.4-12.8-12.5
一番クラスの低い響灘特別が、序盤で速い流れとなっています。ただし、クラスが上がるごとに中盤の緩みがなくなるとともに、終いの失速幅も小さくなっているのがわかります。
今回の釜山ステークスと同じ準オープンの薩摩ステークスは、序盤が一番遅く、さらに4ハロン目も12.8とかなり遅いラップを刻んでいます。そこからはさすがにスピードが上がりましたが、序盤がかなり楽だったので前残りのレースとなりました(勝ったウェスタールンドは、角の違うレースをしました)。
響灘特別でハイペースを作り出したセータコローナが軽ハンデで出走。さらに、薩摩ステークスで逃げたタガノディグオ、ティーポイズン・カフェブリッツ・メイショウバッハと先行馬は揃っています。
緩いレースだった薩摩ステークスとは、レースの流れが全く違うものになりそうです。雨で終いの失速幅が小さくなる可能性はありますが、激流で終いのバテ合いになるというのが基本的な考え方です。
予想【自信度D】
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◯03イーストオブザサン
馬連◎-3
ワイド◎-3
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ここにきて準オープンでも通用するようになってきましたが、安定して賞金をくわえて買えるタイプの馬です。あまり本命にはしたくないタイプではあります。
2走前が雨馬場で、3秒以上のハイペース。前半の追走スピードが問われるレースで、11.9-12.1-12.3-12.9と失速する中で最速上がりを繰り出しました。
前走は内々を追走し、直線まで我慢するレース。さすがに脚を溜めすぎた感じでしたが、2着以下には際どく迫りました。
湿った馬場巧者で、前半から速くなった方が持ち味が活きるので、前走以上の競馬を期待します。
◯03イーストオブザサン
この馬も常に安定して馬券にはならない程度の上位に来る馬。馬券の軸に据えるタイプではないですが・・・。
ほかに買いたい馬がいないという消極的な理由が一番ですが、このクラスで2着に入った17御陵ステークスが、不良馬場の中で4秒以上の超ハイペースとなり、12.3-12.8-13.0-13.1とバタバタの競馬を差してきました。
終いに負荷がかかる競馬に耐性がある馬があまりにも少ないので、この馬でも上位に残る可能性があるとみました。結局4,5着な気もしますが・・・。