キーンランドカップの過去レース・上がりラップ分析ページはこちら
過去レース分析・コースの特徴
年 | 最速地点 | 最高速度 | 失速度合 |
16 | L3 | 高速(11.3) | 持続(0.5) |
17 | L3 | 低速(11.6) | 失速(0.6) |
(すべて良馬場)
(最高速度:11.0~11.4は高速、11.5~11.9は低速)
(失速度合:最速地点とL1の差が0.3~0.5は持続、0.6~0.9は失速)
想定上がり:L3低速失速
先行馬が外の方に固まった印象です。ナックビーナス・キャンベルジュニア・タマモブリリアン・オールインワンと外から内を狙って競馬を進めそうで、内の馬にとっては窮屈な形になるかもしれません。
一番逃げたいと思われるオールインワンが大外枠なので、これをナックビーナス・タマモブリリアンが譲るかどうか。強引に逃げる形ならさっさと前に行かせるでしょうし、あまりテンが速くないようなら素直にナックビーナス先頭、2番手タマモブリリアンという形になるでしょう。どちらにしろ、極端なハイペースになることはなさそうですし、ドスローにもなりづらい、ということで標準的なペースと考えておけばよさそうです。
札幌競馬場の芝はかなり悪くなっています。土曜のWAJS第1戦(1000万条件)が
12.3-10.9-11.5-12.0-11.9-12.5 (34.7-36.5=1:11.2)
と、不良馬場のような全体時計になっています。終いでバタバタになってタイムが落ちたわけではないので、馬場自体が相当タフになっています。
オープンクラスなのでこれよりペースは速くなるでしょうが、34.0-35.5=1:09.5くらいでまずまずの時計でしょう。良馬場でも1分10秒台に入ってくるかもしれません。
基本的に単調になりやすい札幌芝コースですので、瞬発力は不要。タフな馬場なのでパワー型を優先したいです。内外の不利はありませんが、ごちゃつきそうなので外に出せる馬でもチャンスはありそうです。
予想【自信度S】
◎[最強]競馬ブログランキングへ
穴09ティーハーフ
穴15ユキノアイオロス
単勝◎
複勝◎
馬連BOX◎,9,15
ワイドBOX◎,9,15
3連複◎-9-15
スポンサーリンク
◎[最強]競馬ブログランキングへ
高速馬場への対応だけは未知数ですが、これだけタフなら終いも止まりそう。それならば自信をもって推奨できる馬です。
前走は12.1-10.8-11.0-11.0-11.2-11.9と、きれいなイーブンペースでしたが、逃げ馬1着、2番手追走が2着、インベタの穴馬が4着と前・内を通した馬が圧倒的有利でした。
そんな中、後方から大外を回して末脚を伸ばし、L1の失速地点でグンと差を詰めました。それまでのレースからも瞬間の反応がある馬ではありませんが、エンジン全開となってからはゴールまで伸び続けることができています。
ゲートがあまり速くなく、前半からのスピードが必要となると微妙ですが、今の札幌の馬場なら追走スピードの必要はありません。しかも、終いは確実にスピードが落ちそうで、直線での減速戦になれば大外から一気に伸びてくる絵が想像できます。
条件はそろった感じで、世代レベルからも斤量面で優遇されている印象。ギリギリ届かずというパターンはありそうなので複勝を厚めに買いますが、アタマまで突き抜けて伏兵の追込馬を連れてきてくれたら最高ですね。
穴09ティーハーフ・15ユキノアイオロス
評価としてはレッツゴードンキが2番手ですが、こちらとの馬券はあまり美味しくありません。そのため、基本は単複に集中して資金を投入し、とりあげた穴馬2頭はお遊び程度に。
ティーハーフは長くオープンクラスのスプリント路線で走っていますが、いつもいい脚を使うけど届かないタイプ。届いているときは大抵平坦で、しかも時計がかかる馬場でのものが多いので、前が全滅するくらいのタフな馬場状態であれば。
ユキノアイオロスも古豪ですが、こちらも全体時計が速いと苦しいタイプ。1600万を抜けたレースも9秒台の勝ち時計でしたし、タフな馬場状態で上がりがかかってはじめて届く差し馬。なかなかオープンクラスでこの条件は望めませんが、今回は珍しく好走パターンになりそうです。力は足りないですが、前が止まってくれれば。