2018年3月17日中京のメインレースは、3歳短距離重賞ファルコンステークス!
今年から5月末に3歳短距離の新設重賞・葵ステークスが行われますが、スプリンタータイプの3歳馬にとってファルコンステークスは春の大一番。この条件をクリアすればNHKマイルカップにもつながるとあって、毎年激戦となっています。
2010年以前の1200時代から意外とNHKマイルにつながっているレースですが、距離が伸び1400となってからは、13年1着インパルスヒーロー・14年5着タガノブルグ・17年2着ボンセルヴィーソと3頭がNHKマイルでも馬券になっています。すべて中穴以下での激走ですので、G1で穴馬券を狙うなら注目のレースですね。
以下、過去10年の上がり傾向、私の過去予想、ファルコンステークスのポイントとなります!
過去10年の上がりラップ傾向
年 | 最速地点 | 最高速度 | 失速度合 |
12 | L2 | 低速 | 失速 |
13 | L3 | 低速 | 持続 |
14 | L2 | 低速 | 持続 |
15 | L4 | 低速 | 超失速 |
16 | L4 | 超低速 | 超失速 |
17 | L2 | 高速 | 持続 |
(16は不良、12は重、15は稍重)
(最高速度:11.0~11.4は高速、11.5~11.9は低速、12.0~は超低速)
(失速度合:最速地点とL1の差が0.3~0.5は持続、0.6~0.9は失速、1.0~は超失速)
年によって最速地点・最高速度・失速度合がバラバラですが、天候による馬場状態の影響が大きく出ています。
勝ちタイムも大きく幅があり、17年1:21.1~16年1:25.0と4秒近くの開きがあります。
良馬場想定で考えると、14年と17年の2レースが参考になりそうです。
14:11.9-10.3-10.8-11.9-12.2-11.8-12.3 (33.0-11.9-36.3=1:21.2)
17:12.0-10.8-11.2-11.8-12.1-11.4-11.8 (34.0-11.8-35.3=1:21.1)
前後半のバランスが大きく違いますが、前半3ハロンでペースが上がり、一旦L4~L3で緩んでL2再加速という上がりのバランスは共通しています。
前半が極端に速かった14年は、4角順位が15番手→10番手→17番手と極端な追込決着。一方、ややハイくらいのバランスで収まった17年は、勝ったコウソクストレートこそ中団からの競馬でしたが、2,3着は先行馬でした。
上がりのバランスは(良馬場ならば)共通しているので、あとは前半のペース次第で有利なポジションが決まるようです。
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過去の予想結果
年 | 本命馬 | 結果 |
16 | オーシャンビュー | 18番人気9着 |
17 | デスティニーソング | 10番人気5着 |
16年はかなりの極悪馬場で馬場適性のみが勝負を分けました。最低人気のダート馬からちょろっと買いましたが、理屈では買いづらいレースでした。
17年◎デスティニーソングは人気こそなかったですが、それなりに自信がありました。見せ場は作ってくれたのですが掲示板がやっとと残念なレースでした。
ファルコンステークスのポイント
今年は1400に伸びてから1番といっていい好メンバーでのレースになりそうです。
まだ登録段階ですが、アサクサゲンキ・フロンティアと2頭の重賞ウィナーがエントリー。朝日杯で3強に次ぐ支持を集めたダノンスマッシュや、オープン特別2勝のタイセイプライド、重賞好走歴があるテンクウ・トロワゼトワルと粒ぞろいの面子といえます。
逃げそうなのはモズスーパーフレアでしょうか。他にも逃げて勝っている馬はいますが、ダート馬だったりマイル以上の逃げだったりするので、スタートがまともならテンの速さからもモズスーパーフレアの逃げは確定的でしょう。
この馬も小倉2歳Sで1番人気に支持された実力馬ですが、しばらく控える競馬を試して結果が出ませんでした。それが、前走の萌黄賞では前半32.9でぶっとばしての快勝劇。変に抑え込まずに、行く気に任せたレースになりそうです。
ある程度速めのペースでレースが進みそうなので、前半の追走スピードとL2再加速戦への適性の両方を備えた馬を狙っていきたいです。
そもそもの馬場適性がわからないのがあれですが、面白そうな特注馬はいます。L2再加速戦で2勝していますし、能力は非常に高いと思うんですよね。
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