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過去レース分析・コースの特徴
年 | 最速地点 | 最高速度 | 失速度合 |
14 | L2 | 低速(11.9) | 持続(0.3) |
15 | L2 | 超低速(12.0) | 持続(0.5) |
16 | L2 | 低速(11.5) | 超持続(0.2) |
17 | L2 | 低速(11.6) | 超持続(0.2) |
(すべて良馬場、14~16はG2)
(最高速度:11.5~11.9は低速、12.0~は超低速)
(失速度合:最速地点とL1の差が0~0.2は超持続、0.3~0.5は持続)
想定上がり:L2低速持続
昨年だけ序盤から速くなるレースでしたが、それ以外の年はラップ全体が非常に似通っています。まず、前半はスロー。スタートダッシュがつく2ハロン目だけは11秒台ですが、残りの1ハロン目&3~5ハロン目は12秒台後半が続きます。
先週の有馬記念の記事でも書きましたが、中山内回りコースは向正面に出たところから下り坂となります。そのため、後半の入口からペースが上がり始めます。そして、スピードが上がりづらい3コーナーまでは12秒ちょいでジリジリと加速して、4コーナー出口からのL2が最速地点。
ラストは坂があって失速することとなりますが、ここで前の馬がバテて差し合いとなりL1は後方勢のラップとなるため見た目上は失速幅がかなり小さくなっています。
以上はテキストにまとめた特徴ですが、以下の近4年のラップを見ていただければイメージは伝わるのではないかと思います。
14:12.8-10.9-12.5–12.8–12.5–11.8-12.7–12.5–11.6-11.8
15:12.5-11.5-12.6–12.7–12.8–12.2-12.2-12.1-11.5-11.7
16:12.4-10.9-12.3-12.2-12.5–12.1-12.3-12.1-12.0–12.5
17:12.5-10.8-12.5-11.8-12.0-12.3-12.6–12.8–11.9-12.2
(後半1000mを太字、最速地点を赤字、12.5以上のラップを青字にしています)
今年は、有馬記念が時計のかかる馬場でのレースとなりました。馬場整備の技術が格段に上がっているので、3日で立て直している可能性もありますが、例年よりは少しパワーがいる馬場と考えていた方がよさそうです。
時計がかかる馬場、雨が降っている馬場でラップに影響が出るのは最速地点の部分。16年以外は0.5を超える加速ラップとなっていますが、今年は力がいる馬場の分だけ加速度が弱まると思われます。
よって、重視すべきなのは加速度や最高速度ではなく、L1でどれだけ失速しないかです。
予想【自信度S】
◯01ニシノデイジー
▲08アドマイヤジャスタ
単勝◎
馬連◎-1,8
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新馬戦の内容が破格の◎馬で餅代を狙います。
新馬戦は61.2-60.0とややスロー、とはいえ新馬戦としては引き締まった流れのなか、12.4-12.0-11.4-11.9と4コーナーからの加速力に加え、L1でスピードを落とさず走り他馬を圧倒しました。
少し時計がかかる馬場(特にL1での落ち込みが大きかった)で、いきなり2分1秒台前半は優秀です。同日の古馬1000万がハイペースで2:00.5でしたから、ペース差も加味すれば、デビューから古馬1000万クラスのレベルで走れています。
内伸び馬場から外も伸びる今の中山に変わること、ローテや輸送の問題もありますが、素質は相当なものがあるので勝ちきってもなんら不思議はありません。
この人気なら単勝メインで厚く勝負します。
その他の馬
ニシノデイジーは、前走の好走は驚きましたが11.6-11.6-11.4-11.6と東京にしては珍しいコーナー途中からずっと速い中間速の持続戦が向きました。札幌2歳ステークスも含め、明らかに瞬発力よりはパワー型の持続力タイプなので 、当然ここでも期待します。最内枠から捌けるかどうかでしょう。
アドマイヤジャスタは、新馬戦でブレイキングドーンに完敗していますが、トップスピード面での差が影響しました。紫菊賞のレース内容から、加速力を問われずコーナーから低速域でずっと走りきるレースが向いているので、中山2000は他の有力馬より合うでしょう。
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