2019中山金杯過去レース・上がりラップ分析ページ

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過去10年の上がりラップ傾向

 

最速地点 最高速度 失速度合
09 L2(※) 低速(11.5) 超失速(1.1)
10 L4 高速(11.2) 超失速(1.5)
11 L2 高速(11.2) 失速(0.6)
12 L2 高速(11.4) 超持続(0.1)
13 L3 低速(11.6) 超持続(0.2)
14 L4 超低速(12.0) 持続(0.3)
15 L2 高速(11.4) 持続(0.5)
16 L2 高速(11.1) 持続(0.3)
17 L4 低速(11.5) 失速(0.9)
18 L3(※) 低速(11.5) 失速(0.7)

(すべて良馬場)

(最速地点:09,18はL5最速)

(最高速度:11.0~11.4は高速、11.5~11.9は低速、12.0~は超低速)

(失速度合:最速地点とL1の差が0~0.2は超持続、0.3~0.5は持続、0.6~0.9は失速、1.0~は超失速)

 青と赤で過去10回のレースを塗り分けましたが、2つの全く相容れないラップとなっています。青字のレースはスローペースで仕掛けも遅く、残り600mからようやく動き出して瞬発力と軽さが求められる流れです。一方、赤字はL5最速戦が2回あるように向正面からペースがはっきりと上がり、11秒台後半でずっと流れて最後の坂で失速する低速の持久戦です。

 メンバー構成、特に先行馬の出方を読んで、どちらの流れになるかを読む必要があります。

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過去の予想結果

本命馬 結果
17 ストロングタイタン 2番人気9着
18 ブラックバゴ 4番人気4着

17:12.4-11.0-12.7-11.8-12.5-12.0-11.5-12.0-12.3-12.4 (60.4-60.2=2:00.6)
18:12.3-11.0-13.2-12.3-12.7-11.311.7-11.5-11.6-12.2 (61.5-58.3=1:59.8)

 17,18はともに持久戦となっていますが、前後半のバランスでいうと17は平均、18は超スローとなっています。

 18年の場合はマイネルミラノの存在が大きく、残り1000mから猛然とスパートをかけたためにL5地点で1.4秒の急加速となり、ここからゴール直前まで11秒台が続いています。

 個々の適性によってペースや仕掛けどころが大きく変わり、求められる適性も全く異なるものになるので、展開を読む能力が試されます。展開は水物ですので、ここに依存しなければいけない=勝負しづらいレースであることは間違いないでしょう。ハンデ戦でもありますし。

中山金杯のポイント

 今年はタニノフランケルマウントゴールドの2頭が逃げ候補。マウントゴールドは持続戦でも走れるタイプですが、基本はスロー志向の馬。タニノフランケルもセントライト記念での超強気なペースメイクはありましたが、好走したレースは前半ゆっくり入っています。

 タニノフランケルが内田博幸騎手、マウントゴールドが武豊騎手ですから、どちらが逃げてもあまりペースは上がらなさそうです。(内田博幸騎手はスローに落とす傾向が強く、武豊騎手は絶対的な時計感覚に優れているので無理はしないでしょう)

 先行馬は他にも多数いますが、昨年のマイネルミラノのようにロングスパートを仕掛けるタイプはいません。

 となると、今年はスローで仕掛けどころも遅い瞬発力勝負になる可能性が高いです。近年でL2最速となった15,16年のように、前受け出来てコーナー出口からピリッとした脚を使えるタイプがよさそうです。

 また、このパターンだと中山の急坂でもスピードがあまり落ちないので、強烈な加速力で後ろを出し抜いて失速しながらも粘るタイプではなく、要所で軽い脚を使いながらも最後までスピードを落とさない、長く11秒台半ば~後半の脚を使い続けられる方が強調できます。

 というわけで、今年最初の特注馬は、小回り戦のスローペースで残り600mが軽めのレースとなった時に強さが出る馬を指名します。

 おそらく単勝オッズが10倍未満と人気どころではありますが、内回りでは安定しており、その中でも特に動きが少ない淡々としたスローで持ち味が出る馬(重賞勝ちも小回り2000でスロー→ラスト3ハロンだけ11秒台)ですので、今年の中山金杯はベストに近い条件です。

 特注馬とマウントゴールドの2頭が強く狙いたい馬ですので、ある程度馬券は絞って買うことになりそうです。

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