2018きさらぎ賞過去レース・上がりラップ分析ページ

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今週の京都重賞は3歳中距離重賞・きさらぎ賞です。

由緒正しいクラシックへの登竜門としておなじみですね。京都1800で開催されるようになったのは1991年からだそうですが、スペシャルウィーク・ネオユニヴァースと2頭のダービー馬、ナリタトップロード・アサクサキングス・サトノダイヤモンドと3頭の菊花賞馬を輩出しています。

しかし、ここ10年の勝ち馬はサトノダイヤモンド以外はクラシックで勝っていません。2着はリーチザクラウン・ワールドエースがいるのですが、ここ最近はイメージよりは超大物が出ていませんね。

今年はアルアインの弟・ダノンマジェスティ、デイリー杯2歳S2着・カツジをはじめとしたディープインパクト産駒が大挙5頭登録しており、どれも人気を集めそうです。

すでにダノンプレミアム・ワグネリアンと賞金を確保している大物候補が2頭いるディープインパクト産駒ですが、3本目の矢となる馬が現れるでしょうか!?

以下、過去10年の上がり傾向、私の過去予想、きさらぎ賞のポイントとなります!

過去10年の上がりラップ傾向

 

年  最速地点  最高速度  失速度合 
08 L2 低速 持続
09 L2 高速 超失速
10 L2 低速 持続
11 L3 高速 超失速
12 L1 高速 持続
13 L2 超高速 超失速
14 L2 低速 持続
15 L2 低速 持続
16 L1 高速 持続
17 L2 低速 持続

(17は重、14は稍重)

3歳戦らしく仕掛けどころは後ろ倒し。L2最速戦が実に7回と直線に入ってからスパートが開始すると思ってまず間違いはないでしょう。

最高速度に関しては、正月開催から数えて6週目の馬場なのでさほどスピードは上がりません。ちなみに高速上がりとなっている4回(09,11,12,16)の勝ち馬は、リーチザクラウン・トーセンラー・ワールドエース・サトノダイヤモンド。ここで高速上がりを使って勝ち切った馬は、能力が非常に高いという判断材料に使えそうです。

仕掛けが遅くペースも上がらないので、L1地点でもスピードは落ちません。7回が持続系統で、10年中4回が超持続となるレースはほかにあまりありません。トップスピードの高さよりは直線400mでスピードを落とさずに走る持続力が強く求められるレースといえます。

ちなみに持続とは正反対の超失速戦が3回ありますが、いずれも逃げ馬が連対しています(09リーチザクラウン・11リキサンマックス・13マズルファイヤー)。逆にこの3年以外で逃げ馬が連対しているのは、14年2着のバンドワゴンのみ。

この3回はすべて高速上がりとなっているように、逃げ馬に関してはスローペースに乗じてトップスピードを活かしたスパートで粘り込む馬がいいようです。

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過去の予想結果

本命馬 結果
16 レブランシュ 4番人気2着
17 スズカメジャー 5番人気競走中止

16はサトノダイヤモンドは当然買うとして、相手として狙い目となると考えたレブランシュが2着に頑張ってくれて的中!

17はレース映像を見返していただけるとわかりますが(覚えてらっしゃる方もいるでしょうが)、ゲートでレースが終わりました・・・。帰っちゃダメだよ(涙)

きさらぎ賞のポイント

きさらぎ賞は例年少頭数での競馬となっていて、過去5年すべて出走頭数が1桁。それ以前に遡ってもフルゲート16頭で行われた競走は、なんと1998年(勝ち馬スペシャルウィーク)が最後。

今年は15頭の登録があるので、久しぶりに出走頭数が2桁になりそうです。

15頭中5頭が逃げて勝ち上がっており(カクリョウ・メイショウヒサカタはダート1200ですが)、人気のディープインパクト産駒も先行馬が何頭かいるので、例年よりはしっかりとレースが流れそう。

ドスローにならない限り、京都の馬場を鑑みても最高速度は低速になるでしょうから、L2低速持続戦辺りの競走になるのではないでしょうか。

そんなに決め手の鋭さは求められないでしょうが、ラストまでスピードを落とさないことが求められます。

持続戦経験馬は多数いますが、時計がかかる馬場でいいところを見せている馬から特注馬を1頭選ぶとしたらこれ。

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明日以降、注目馬を中心に出走予定馬の戦績を振り返っていきます。

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