2018京都大賞典過去レース・上がりラップ分析ページ

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 2018年10月8日(月)の京都競馬場メインレースは、東の毎日王冠と並ぶ、伝統の秋のG1トライアル・G2京都大賞典です!

 50回以上の歴史を誇るG2で、初回(京都3200m)と代替開催を除き10月の京都芝2400mで行われているレースです。

 過去の勝ち馬はG1馬がズラリと名を連ねます。近年こそメンバーがそろわなくなってきていますが、それでも3年前ラブリーデイ・2年前キタサンブラックと古馬の王道路線を歩む馬達の始動戦となっています。

 今年は、シュヴァルグランサトノダイヤモンドと2頭のG1馬がエントリー。シュヴァルグランは昨年のジャパンカップ、サトノダイヤモンドは17阪神大賞典以来勝ちがなく、悩めるトップホース2頭ですが、それだけにどちらもここは勝って秋のG1に臨みたいでしょう。

 昨年の覇者スマートレイアー、今年に入って充実してきたウインテンダネスパフォーマプロミスなどが強敵ですが、このメンバー相手ならG1馬2頭はどちらも負けられないといった感じでしょうか。

 前哨戦ですが、なかなか興味深いレースとなりそうです。

 以下、過去10年の上がり傾向、私の過去予想、京都大賞典のポイントとなります!

過去10年の上がりラップ傾向

 

年  最速地点  最高速度  失速度合 
08 L2 高速(11.4) 超持続(0.2)
09 L4 低速(11.9) 超持続(0.1)
10 L3 低速(11.9) 超持続(0.1)
11 L3 高速(11.1) 超持続(0.2)
12 L3 高速(11.4) 失速(0.9)
13 L4 高速(11.1) 失速(0.9)
14 L2 低速(11.6) 超持続(0.2)
15 L2 超高速(10.9) 超持続(0.1)
16 L3 高速(11.1) 持続(0.4)
17 L2 高速(11.4) 超持続(0.1)

(すべて良馬場)

(最高速度:~10.9は超高速、11.0~11.4は高速、11.5~11.9は低速)

(失速度合:最速地点とL1の差が0~0.2は超持続、0.3~0.5は持続、0.6~0.9は失速)

 基本的には前哨戦なので、スローペースで動き出しも遅いレースです。そのため、上がりの比重が高くなり、平坦なので最後まで止まることもありません。

 年によってはL4最速戦もあるのですが、09年はテイエムプリキュアの大逃げ、13年はニューダイナスティのロングスパートのためなので、例外的な事項と考えていいでしょう。

 昔から仕掛けは遅めのレースでしたが、近年は動き出しの位置がかなり後ろ倒しになっています。淀の下り坂から動いていくレースになって不思議ではないのですが、ここ3年は坂を下りきってからようやくペースが上がっています。

 そのため、直線に入ってから最高速に到達するL2最速戦の割合が高くなっています。

 道中がゆったりと流れ、仕掛けどころが遅く、さらに直線は平坦なこともありゴール前までスピードが全く落ちません。過去10年で7度も超持続戦になっており、直近3年は高速持続戦

 東のトライアル・毎日王冠も直線勝負の傾向が強いですが、こちらはより直線だけの勝負になりやすいです。最高速度の高さに関しては、道中が超スローであることもあるので、ある程度のトップスピードの高さがあれば意外に対応できますが、最後まで止まらないトップスピード持続力は極めて重要です。

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過去の予想結果

本命馬 結果
16 ラストインパクト 5番人気7着
17 スマートレイアー・サウンズオブアース 1着・13着

 昨年はスマートレイアーとサウンズオブアースの馬連ワイド1点勝負でした。サウンズオブアースはスランプ期で、能力を存分に発揮できませんでしたね。

 最後までバテない馬が強いので、脚質うんぬんよりもトップスピード持続力に焦点を絞った方がいいでしょう。当然、先行馬でトップスピード持続力が高い馬がいれば信頼できますが。

京都大賞典のポイント

 シュヴァルグラン・サトノダイヤモンドの2頭は適性的には微妙です。どちらも長くいい脚を使うタイプではありますが、あまり最高速度自体が高い馬ではありません。

 比較するなら、前受けできる分だけシュヴァルグランが有利でしょうが。

 春の東京での競馬が非常に強かったウインテンダネスは、個人的にはジャパンカップでも買いたいくらいですが、ロングスパートで持ち味が出るタイプ。残り1000mくらいから動いても容易に止まらない持続力の持ち主ですが、4コーナーからの勝負だと反応負けする可能性が高いです。

 パフォーマプロミスは、軽い馬場よりは力のいる馬場がいいでしょう。また、ブレスジャーニーは毎日王冠でみたかったです。

 ということで、人気上位馬には適性のズレがあります。シュヴァルグランの馬券圏内は堅そうな気もしますが、過信は禁物です。

 特注馬は上記の馬以外から選びました。特注馬自体も、状態面などラップ適性以外の面で疑問点は多いですが、おそらく人気はかなり落ちるでしょうから期待値的には面白い存在です。

 京都のトップスピード勝負には実績がありますし、基本的には前半で脚を使いたくないタイプなので、春に使ったレースよりも相性は良さそうなので期待します。

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