2018京都牝馬ステークス過去レース・上がりラップ分析ページ

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 3場開催となる今週土日。土曜京都のメインレースは京都牝馬ステークスです!

 前身の京都牝馬特別から長らく、1月末から2月頭の京都芝外回り1600mで行われていたレースですが、2016年から阪神牝馬ステークスが1400→1600に条件変更となったのに合わせて、こちらは1600→1400に距離短縮となりました。

 距離が短くなったことで、ヴィクトリアマイルを目指して賞金を加算しておきたい馬達と、1200を中心に走ってきた馬が激突するようになりました。特に牝馬限定のスプリント重賞はないので、短距離型の牝馬が重賞制覇を狙って多く出走する傾向にあります。

 今年の登録馬も1200路線組が中心となっていますね。登録馬13頭中8頭が1200での勝ち鞍がある馬です。短距離馬が多い顔ぶれでレースの流れがどうなるか、しっかりと考察していきます!

 以下、過去2年の上がり傾向、私の過去予想、京都牝馬ステークスのポイントとなります!

過去2年の上がりラップ傾向

 

最速地点 最高速度 失速度合
16 L3 低速 失速
17 L2 高速 持続

(16は重、17は稍重)

(最高速度:11.0~11.4は高速、11.5~11.9は低速)

(失速度合:最速地点とL1の差が0.3~0.5は持続、0.6~0.9は失速)

 過去2年はいずれも雨が残る馬場での戦い。16は終日時計がかかる馬場の中で先行争いが少しごちゃついたこともあり、35.2-11.7-11.5-12.1-12.4と消耗戦となりました。

 昨年はワンスインナムーンやフィドゥーシアの短距離型に、ペイシャフェリスがいましたが、ムーンエクスプレスが主張していったため先行争いは落ち着きました。35.8-12.0-12.0-11.2-11.5とスローで中盤も緩み、軽い上がり勝負でした。

 過去2年で流れが大きく異なりますが、先行争いが落ち着くかどうかで前半のペースが替わってきます。今年も逃げ馬がすんなり決まれば牝馬限定戦らしい落ち着いたペースになるでしょう。逆にクイーンカップのように先行馬が多い中で先団がごった返すと、息の入らないレースになると思われます。

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過去の予想結果

本命馬 結果
16 ペルフィカ 12番人気7着
17 トータルヒート 14番人気13着

 16年はタフな馬場で前が速くなりそうと読んでのペルフィカ本命でした。上がり最速ではありましたが、力が足りなかった感じ。

 17年はペースが落ち着くと読んでのトータルヒート本命も、こちらも力及ばず。インで我慢して抜け出す競馬を想定していましたが、外を通した馬が優勢。2か月弱続いた開催の最終週なので、内の馬場状態はしっかりと確認しましょう。

京都牝馬ステークスのポイント

 今開催通してのポイントでもありますが、京都芝の馬場状態をしっかりと見極める必要があります。

 昨秋の2週連続台風直撃に、今年の寒波による雪続きでかなりタフな馬場になっているのは承知の通りでしょう。先週日曜日は外を通した馬が優勢でした。

 今週は木曜日に雨予報が出ています。これでさらに馬場が悪化するかもしれません。

 後は先行争いが過熱するかどうか。登録馬には、アリンナ・ソルヴェイグ・ワンスインナムーンと1200でも逃げることができる快速型が揃っています。ただ、ソルヴェイグとワンスインナムーンは逃げなくてもレースができます。となると、アリンナが単騎で逃げる形になるでしょうか。

 エンジェルフェイスは3勝すべて逃げ切りですが、テンのスピードが足りるかどうか微妙。これが競っていくようだとペースが上がるかもしれません。

 現段階ではペースが落ち着くとみています。コーナーで緩んでの直線勝負になりそうですが、馬場が重くラストは少し落ち込みそう。L2高速失速戦向きで、馬場が重い中でも脚が使える馬を特注馬としておきます。

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