2018/04/14中山11R中山グランドジャンプ予想【自信度C】

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過去レース分析・コースの特徴

 
 障害レースは上がり分析が当然使えませんが、障害レースの予想自体は得意としています。

 障害の予想のポイントは、各馬の飛越能力持ちタイムの2点です。

 飛越能力に関しては、映像を観て把握するしかありません。飛越が高い方が安定性はありますが、低くても着地でスピードが落ちない馬の方がいいですね。例えば、絶対王者・オジュウチョウサンの飛越は低く鋭い素晴らしい飛越です。(後述しますが、オジュウチョウサンに関しては怖いところもあります)

 持ちタイムについては、特に障害未勝利の予想をする際に有効です。基本的には速いタイムがあるに越したことはありません。障害は着差がつきやすい分、低レベルで遅いタイムの決着で好走しただけなのに、後続との着差が大きかったために過剰に人気する馬が出てくるので、それを軽視するのが基本的な考え方です。

 中山の大障害コースに関しては、コース経験の有無も大切なポイントです。最近は初めての大障害コースでも好走する馬がちらほらいるので、数年前よりは重要度は落ちていますが、大竹柵・大生垣や複数あるバンケットへの対応は、経験馬の方が安心して買えます。

 また、年末の中山大障害と中山グランドジャンプの違いは、最後の直線の置き障害の有無です。中山グランドジャンプでは、ゴール前に置き障害が1つ設置されているので、ラスト600m近く平地が続く中山大障害よりも、ゴール前での逆転が難しくなっています。

予想【自信度C】

◎09アップトゥデイト
◯06オジュウチョウサン
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△01サンレイデューク
△02シンキングダンサー
△05ルペールノエル
△07メイショウアラワシ

3連単6,9→6,9→▲,1,2,5,7 (10点)
馬連▲-6,9
ワイド▲-6,9

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◎09アップトゥデイト

 最後の置き障害の分、今回は逆転もなくはないとみてアップトゥデイトを本命にしました。

 ただし、馬券上の扱いはオジュウチョウサンと同格までとしています。3連単の1着2着を2強で固定しますが、同じ金額で流すので必然的にアップトゥデイトがアタマの方が高配当ということでの本命扱いです。

 前哨戦の阪神スプリングジャンプは斤量差2キロをものともしない楽勝で、まだまだその力は健在です。昨年の中山大障害はレコード決着でしたが、中山グランドジャンプのレコードホルダーはこの馬。3番手グループとは力の差がはっきりとあります。

 鞍上の林騎手は最後のJ・G1騎乗となりそうですから、渾身の大逃げを期待します。

◯06オジュウチョウサン

 障害重賞8連勝中の障害界の絶対王者。今回は休み明けとなるのがマイナス材料ですが、半年ぶりだった17東京ハイジャンプは、オジュウチョウサンのベストパフォーマンスといっていいほどの素晴らしい内容でした。そこまで休み明けの心配はありません。

 中山大障害でも、あの大逃げを冷静に対処したように絶対能力はNo.1ですが、少し気になるのは飛越。ギリギリを跳ぶ天才的な飛越センスの持ち主ですが、際どすぎるくらいのジャンプを見せることがあります。

 運動神経が抜群ですので、そう簡単にアクシデントにつながらないでしょうが、やはり少し怖いところはありますね。頭のいいステイゴールド産駒ですので、いかに楽にギリギリを跳ぶかを馬がマスターしているともいえますが、ズルさを出す危険性があります。

 まあ、まともなら障害G1・5連勝の偉業達成の可能性は高いでしょうが、障害レースで1倍台前半をもろ手をあげて信頼したくはありません。

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 馬券的なキーマンは▲評価にしたこの馬。これが来てくれれば配当も多少は期待できます。

 障害レースは経験が重要と書きましたが、1度経験した後の2度目が最大の馬券チャンスです。それは大障害コースに限らず、未勝利戦は入障2戦目の期待値が高いので、私は障害未勝利では2戦目の変わり身ばかり買っています。

 今回のメンバーで大障害コース出走が2回目になるのは、シンキングダンサー・メイショウアラワシ・クランモンタナ・サムライフォンテンと▲馬の計5頭。

 この中から、初めての大障害コースで一番強気に乗った馬を抜擢しました。前2頭が別次元の競馬をする中で、3着狙いに徹した馬に差されてしまいましたが、着差はわずか。2度目でさらにいいレースができる可能性は十分にあります。

△01,02,05,07

 ルペールノエルシンキングダンサーサンレイデュークは中山大障害の3,4,5着馬。

 ルペールノエルとサンレイデュークは、大障害コースで複数回馬券になっているようにG1戦線の安定株。後方からの競馬が多く、今回も着狙いに徹するでしょうから3着からは外せません。

 シンキングダンサーは初の大障害コースで4着。これは当然上積みが見込めます。

 もう1頭メイショウアラワシは、16中山グランドジャンプ以来2年ぶりの大障害コース。その時がオジュウチョウサン・サナシオンに続く3着で、こちらもまずまずの大障害コース適性があります。ここにきて復調気配を見せていますし、3着争いに食い込む力はあります。

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