2018年3月24日の中山メインレースは、春の天皇賞のステップレース・G2日経賞です!
近3年は天皇賞につながっていませんが、それ以前は阪神開催だった11年とネコパンチの奇襲がはまった12年(ネコパンチは春天不出走)を挟んで、4回連続で勝ち馬が春の天皇賞で連対を果たしています。
今年の注目は2018年初戦となる菊花賞馬キセキ。また、前走香港ヴァーズでキセキに先着したトーセンバジル、芝で覚醒したナカヤマフェスタ産駒ガンコ、重賞5連続連対中のゼーヴィント、横山典弘騎手とのコンビが板についてきたロードヴァンドールなどなど面白いメンバーが揃いました。興味深い1戦となりそうです。
以下、阪神開催の2011年を除く過去10年の上がり傾向、私の過去予想、日経賞のポイントとなります!
過去10年の上がりラップ傾向
年 | 最速地点 | 最高速度 | 失速度合 |
08 | L2 | 高速 | 超失速 |
09 | L2 | 低速 | 持続 |
10 | L2 | 低速 | 持続 |
12 | L2 | 超低速 | 失速 |
13 | L3 | 低速 | 超持続 |
14 | L2 | 高速 | 失速 |
15 | L2 | 低速 | 超持続 |
16 | L2 | 超高速 | 持続 |
17 | L3 | 低速 | 失速 |
(12は重、10は稍重)
(最高速度:~10.9は超高速、11.0~11.4は高速、11.5~11.9は低速、12.0~は超低速)
(失速度合:最速地点とL1の差が0~0.2は超持続、0.3~0.5は持続、0.6~0.9は失速、1.0~は超失速)
最高速度、失速度合が幅広くなっておりレース固有の傾向はあまりないレースです。
毎年L4地点から断続的にスピードはあがるのですが、2周目が内回りの古馬戦にしては珍しくL2最速が優勢です。トライアルレースということも関係しているかもしれませんが、本仕掛けは直線に入ってからになることが多いです。
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過去の予想結果
年 | 本命馬 | 結果 |
16 | ホッコーブレーヴ | 6番人気7着 |
17 | ツクバアズマオー | 8番人気11着 |
上がりの傾向がないレースだけに苦手にしているレースの一つです。人気通りに決まらない難解なレースなので、穴を積極的に狙っていきたいのですが・・・。
日経賞のポイント
逃げるロードヴァンドールは距離への不安を完全に解消しているわけではないので、ペースはあまり上がらないと思います。2番手につけるのもガンコとノーブルマーズとはっきりしているので、道中は淡々と流れそうですね。
中山の馬場状態は見た目通り内が悪くなってきました。今週まではAコースで施行されるので、馬群全体が外に流れていくレースになりそうな気がします。
全体時計・上がりともにかかりそうで、L4地点から12秒前後に突入するでしょうが、最速地点でも11秒後半の低速戦となりL1では12秒台中盤までスピードが落ち込むレースとなりそうです。
現状ではL2低速失速戦を想定していますので、特注馬は当然この馬。さすがに単勝オッズも1桁台でしょうが、時計のかかる条件はドンピシャですので連勝を期待したいです。
特注馬は[最強]競馬ブログランキングへ(40位前後にいます)
明日以降、注目馬を中心に出走予定馬の戦績を振り返っていきます。