2018年7月1日の福島競馬場メインレースは、3歳ハンデ重賞・G3ラジオNIKKEI賞です!
2006年から世代限定重賞では唯一のハンデ重賞として施行されています。トップハンデが勝ったのは56.5キロだった2015年アンビシャスのみ。かといって、軽ハンデが強いわけでもなく、500万勝ちのあるハンデ54キロの馬が活躍している傾向にあります。
今年は、オープン特別勝ちのケイティクレバーとメイショウテッコンの56キロがトップハンデ。53キロと54キロの馬がほとんどで、そこまでハンデ重賞感のないレースになりそうです。
以下、中山代替開催だった2011年を除く過去9年の上がり傾向、私の過去予想、ラジオNIKKEI賞のポイントとなります!
過去10年の上がりラップ傾向
年 | 最速地点 | 最高速度 | 失速度合 |
08 | L2 | 高速(11.4) | 失速(0.8) |
09 | L4 | 低速(11.9) | 持続(0.5) |
10 | L4 | 低速(11.5) | 失速(0.6) |
12 | L2 | 低速(11.5) | 持続(0.5) |
13 | L3 | 低速(11.5) | 失速(0.7) |
14 | L2 | 低速(11.7) | 超持続(0) |
15 | L2 | 低速(11.6) | 超持続(0.1) |
16 | L2 | 低速(11.5) | 超持続(0.2) |
17 | L2 | 低速(11.6) | 持続(0.3) |
(すべて良馬場)
(最高速度:11.0~11.4は高速、11.5~11.9は低速)
(失速度合:最速地点とL1の差が0~0.2は超持続、0.3~0.5は持続、0.6~0.9は失速)
最速地点はL2が優勢ですが、ここでの瞬発力勝負となっているレースは過去9年で1つもありません。スタートから4ハロン目、5ハロン目が緩みやすいのですが、そこからの残り4ハロンはすべて11秒台後半~12秒ちょいというラップが続きやすい条件です。
過去5年のラスト4ハロンを書きおこすと、以下のようになっています。
17:11.7-11.9-11.6-11.9
16:12.4-11.8-11.5-11.7
15:11.8-11.8-11.6-11.7
14:12.3-12.0-11.7-11.7
13:12.2-11.5-11.5-12.2
これをみれば一目瞭然で、ギアチェンジ力は全く必要ではなく、いかに低速上がりを使い続けられるかが大事なレースです。
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過去の予想結果
年 | 本命馬 | 結果 |
16 | ミライヘノツバサ | 10番人気8着 |
17 | バルベーラ | 10番人気7着 |
2年連続で低速ロングスパート戦を勝っている人気薄を狙っていますが、今一つの結果になっています。これに関しては、いつかハマるときが来るはずなので、それまでブレずに狙い続けようと思います。
ラジオNIKKEI賞のポイント
人気はおそらく無傷の2連勝中のフィエールマン。前走の山藤賞はスローでしたが、11.9-11.7-11.6-11.4を後方から動いていって楽勝。この競馬ができればラジオNIKKEI賞でも問題なさそうです。ただ、今回は逃げ馬が多いので、前半が速くなった時に対応できるかどうかがポイントとなりそうです。
特注馬はなしとします。フィエールマン・イェッツトと人気上位馬がそれなりに信頼できそうなので。
フィエールマンが崩れるとしたら、ハイペースで上がりがかなり遅くなる時でしょうから、そんな流れに対応できる馬は気にしておきたいです。