札幌2歳ステークスの過去レース・上がりラップ分析ページはこちら
過去レース分析・コースの特徴
年 | 最速地点 | 最高速度 | 失速度合 |
16 | L2 | 低速(11.8) | 持続(0.4) |
17 | L2 | 低速(11.9) | 持続(0.5) |
(16,17ともに良馬場)
(最高速度:11.5~11.9は低速)
(失速度合:最速地点とL1の差が0.3~0.5は持続)
想定上がり:L4超低速失速
札幌は先週から引き続き、稍重馬場での競馬になっています。時計のかかり方も尋常ではなく、2歳未勝利戦の時計が63.8-63.1=2:06.9。もうダート良馬場並の時計になっています。
先週は芝1800のレースが1鞍しかありませんでしたが、49.9-12.2-48.2=1:50.3というタイムでした。1000万条件のレース(WASJ最終戦)だったので、重賞とはいえ2歳戦なのでこれよりは時計がかかりそう。
展開は読みづらいですが、ラブミーファイン・ウィクトーリアといった有力どころが先行することになりそう。前走強気のスパートで勝ったナイママの動きがカギになりそうで、ラフィアン軍団らしいロングスパート戦に持ち込めば、かなりタフな競馬になるでしょう。
馬場もタフ、流れもタフでスローの新馬戦とは全く違う消耗戦が予想されます。普通に速い馬が力を出せない馬場なので、思い切った狙いもできる環境は整っています。
予想【自信度D】
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◯03ニシノデイジー
▲08ダディーズマインド
☆14ナイママ
単勝・複勝◎
馬連◎-3,8,14
ワイド◎-3,8,14
3連複BOX◎,3,8,14
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普通の馬場ではないので、馬場適性が一番強く問われるレースです。タフな馬場をこなせるかわからない、能力や素質がある人気馬を買うならば、馬場への適性は問題ない人気薄を狙いたいです。
◎の勝ち上がったレースは、ラップバランスが判断しづらいものですが、スローだったことは間違いありません。終いに脚を残す競馬になって、12.5-12.4-11.9-11.9という最後まで伸び続けるレースでした。
正直ラップ的には平凡ですが、映像を観ても時計がダート並みにかかる馬場の中、1頭だけゴールまで伸び続けています。能力的には足りないですが、馬場適性に関してはメンバーNo.1といってしまってもいいでしょう。
人気がないからこそ買える、といったタイプなので金額は少し抑えめにして、来た時に大きくリターンがあるようにします。
◯03ニシノデイジー
適性面では一番実績を残している馬です。新馬戦はラブミーファインに着差以上の完敗でしたが、前半1000mが65.2と超スローで後半勝負に持ち込まれたのが敗因でしょう。
2戦目は49.4-11.9-48.4とバランス的にはスローですが、真ん中の11.9から12.0-12.1-12.2-12.1と全くラップが緩まずに進んだレースでした。外から動いていって、4コーナーでは外に吹っ飛びながらも最後まで伸び続けました。
スピードの持続力、低速のロングスパート戦への適性はしっかりとみせていますので、普通の馬場ならば本命でした。馬場がまともではないので評価を落とした感じです。
▲08ダディーズマインド
こちらもロングスパート戦で未勝利戦を勝ちあがりました。48.3-12.2-48.1ときれいな平均ペースで、上がりも11.9-12.2-11.7-12.3とL2最速ながらもロングスパート戦でした。
勝ちタイムもなかなか速く優秀ですが、逆にダート並みの馬場になっている今の札幌2歳ステークスとは適性がずれてしまった気がします。
将来的にも少し楽しみにしている馬なので、このレースに限らず気にしておきたい1頭です。
☆14ナイママ
コスモス賞は、48.6-12.0-49.6とハイペースで、12.0-12.0-12.4-13.2と直線で大きく失速する消耗戦になりました。かなりタフなレースになったので、ダートでの経験が活きたレースといえます。
ちょっと終いでスピードが落ちすぎなので、良馬場での走りはまだ未知数ですが、今週も変わらずタフな馬場なのはプラス要素。本当は買わない予定でしたが、馬場を観て買い目にいれました。