過去レース分析・コースの特徴
年 | 最速地点 | 最高速度 | 失速度合 |
16 | L3 | 低速(11.7) | 持続(0.3) |
17 | L2 | 高速(11.4) | 超持続(0) |
(16,17ともに良馬場)
(最高速度:11.0~11.4は高速、11.5~11.9は低速)
(失速度合:最速地点とL1の差が0~0.2は超持続、0.3~0.5は持続)
想定上がり:L2高速持続
過去レース分析で書いたように、高速馬場ですが差しが決まりやすい馬場になると思われます。一時期は時計がかかっていた中山秋の開幕週ですが、昨年は開幕週から高速馬場。最近の馬場の造り方を振り返っても、エアレーションやシャタリングを行っても高速馬場だと思われます。
展開は非常に読みづらいです。先行馬はかなり多いですが、あまり逃げにこだわるタイプはいません。ホクセンジョウオーは逃げて連勝中ですが、テンのスピード自体はあまりないです。秋華賞出走のためには権利取りが必須の馬も多く、荒れた展開になりそうです。
コーナーで外から動けるロングスパートタイプを狙います。
予想【自信度A】
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◯15レッドベルローズ
▲04サラス
馬連BOX◎,4,15
3連複◎-4-15
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思ったよりも人気してしまっているのは残念ですが、高速馬場でのロングスパート・小回りでの動き出しを考えると是非とも狙いたいです。
勝ったレースが中距離の1周戦ですが、大外枠からのスタートで、3,4コーナーで外々から自ら動く競馬でした。しかし、最後まで脚色は衰えず(早々に突き放して緩めた分、ゴール前で迫られましたが)12.4-11.9-11.8-12.1とロングスパートで快勝しました。
最近は惜しいレースが続いていますが、中山1周戦とは違う広いコースでの瞬発力勝負。それでも際どく迫っていますし、コーナーでの動きの良さを考えると今回は大幅な上積みが見込めます。
◯15レッドベルローズ
既に中山2000mを勝っていて、しかもその勝ちっぷりがよかったです。61.2-60.6と若干のスローを先行し、4コーナーからねじ伏せに行く競馬で快勝でした。12.7-12.1-11.6-12.0とロングスパート戦としては微妙ですが、コーナーから勝負にいけたのは好感が持てます。
新馬戦こそ東京での勝利でしたが、その後の重賞戦線での走りからも明らかに中山の方がいいでしょう。フェアリーステークスも、コーナーで窮屈な競馬になりながらもプリモシーンに迫りましたし、間違いなく中山は向くはず。
差しが決まりやすい秋の開幕週も問題ないので、あとは出し切る競馬ができれば。
▲04サラス
こちらは6月の時点で1000万2着と実績上位。さらに500万勝ち・1000万2着ともに阪神内回り2000mと適性もピッタリに見えます。
ただし、スタートが良くない上にコーナーでは必ず置かれています。それでも短い直線で届いているということは、恐ろしい末脚の持ち主ではありますが、16頭立てでコーナー大外で置いていかれるとなると、少し不安はあります。
出し切った時の破壊力は、アーモンドアイを除けば世代トップクラスの可能性もあるので、この人気ならば買ってもいいでしょう。
その他の馬
このレースの最大のポイントはマウレアの取捨。アーモンドアイが超トップで、その下にリリーノーブル・ラッキーライラックがいるこの世代の中では、2番手集団の先頭にいる馬です。このメンバーであれば格好はつくでしょうが、適性は確実にスローの瞬発力勝負。距離もマイルくらいがベストで、小回り2000mのロングスパート戦では能力は出し切れないでしょう。これで外枠なら動き出しやすかったでしょうが、最内枠では自力で動きづらいのでさらに買いにくくなりました。ここまで条件が揃えば、能力上位でも消しでしょう。
気になるのはパイオニアバイオですが、軽い馬場は微妙です。母同様、地味ながら安定して走れるタイプのような気もしますが、点数を絞りたいので買い目からは外しました。