2018弥生賞過去レース・上がりラップ分析ページ

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 今週の日曜中山のメインレースは3歳クラシックの最重要ステップレース・弥生賞です!

 皐月賞と全く同じコースで行われるレースだけに、ここの勝ち馬は皐月賞でも最有力候補と目されます。実際過去10年の弥生賞勝ち馬から皐月賞の1番人気が6頭出ています。

 ただし、実際に弥生賞→皐月賞を連勝したのは10年ヴィクトワールピサのみ。また、ステップレースとしても弥生賞出走から皐月賞を制したのは、ヴィクトワールピサ以外に08年キャプテントゥーレしかいません。

 なんとここ7年皐月賞につながっていない弥生賞。今年はダノンプレミアムワグネリアンジャンダルムオブセッションと、今年のクラシック路線の最上位クラスが揃いました。今年こそは皐月賞・ダービーにつながる勝ち馬が出るでしょうか!?

 以下、過去10年の上がり傾向、私の過去予想、弥生賞のポイントとなります!

過去10年の上がりラップ傾向

 

最速地点 最高速度 失速度合
08 L2 高速 失速
09 L2 低速 失速
10 L2 超低速 持続
11 L2 高速 持続
12 L2 低速 持続
13 L2 高速 失速
14 L4 低速 持続
15 L2 低速 持続
16 L2 高速 持続
17 L2 高速 持続

(10は重、09,12,15は稍重)

(最高速度:11.0~11.4は高速、11.5~11.9は低速、12.0~は超低速)

(失速度合:最速地点とL1の差が0~0.2は超持続、0.3~0.5は持続、0.6~0.9は失速)

 皐月賞とつながらない大きな理由が最速地点にあります。

 過去10年で2014年のみL4最速で、残りの9回はL2最速戦。道中で13秒台まで落ち込むことが多く、3~4コーナーまで我慢して直線で瞬発力が求められるのが弥生賞。

 逆に皐月賞は、ミドル~ハイペースになることが多く、瞬発力よりも前半の追走スピードや持続力が必要となります。弥生賞と皐月賞で求められる適性が真逆であるために、連勝する馬が少ないと言えます。

 弥生賞は少頭数で道中スロー、かつ仕掛けどころも遅いので、ラストの失速幅も小さくなります。近7年で6回持続戦になっているように、直線はスピードを落とさずに走る必要があります。

 最高速度に関しては、雨が残らない限りは高速戦と思っていいです。今年も開幕週から時計は出ていたので、土日晴れなら高速上がりは必須です。

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過去の予想結果

本命馬 結果
16 タイセイサミット 4番人気4着
17 サトノマックス 6番人気5着

 16は3強(マカヒキ・リオンディーズ・エアスピネル)の1角崩しとしてタイセイサミットに注目しましたが、3強は堅かったです。

 17は1戦1勝でも鋭い脚を使っていたサトノマックスに期待しましたが、3着とハナ・クビの惜しい5着。狙いは悪くないのですが、絶対能力の差が大きくなる組み合わせになるだけに、崩れる馬がいるかどうかを見極めるのが大切です。

弥生賞のポイント

 今年はダノンプレミアム・ワグネリアン・ジャンダルム・オブセッションの4強に、ホープフルS4着のサンリヴァルとセントポーリア賞2着のリビーリングまでが圏内でしょうか。

 登録が11頭と少なく、例年通りの弥生賞の流れになる可能性が高いです。4強の中ではダノンプレミアムが一番前ですが、これから距離を伸ばしていくことを考えるとハナには立ちたくないという意識が強く働くでしょう。スロー濃厚です。

 ペースが遅く4コーナーから直線の入口でペースアップし、ラストまでスピードが落ちないL2高速持続戦になると想定します。この流れなら格好の特注馬がいますね!

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 明日以降、注目馬を中心に出走予定馬の戦績を振り返っていきます。

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