2019/11/02京都11R ファンタジーステークス予想【自信度C】

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過去レース分析・コースの特徴

最速地点 最高速度 失速度合
17 L3 高速(11.4) 持続(0.4)
18 L2 高速(11.3) 超持続(0.1)

(17,18ともに良馬場)

(最高速度:11.0~11.4は高速)

(失速度合:最速地点とL1の差が0~0.2は超持続、0.3~0.5は持続)

想定上がり:L3低速持続

 東の京王杯2歳ステークスと同様、スローペースになりやすいファンタジーステークスですが、府中と京都の馬場状態の違いもあり極端なトップスピードは求められません。

 淀の坂を下るまではゆったりと流れ、上がりの3ハロンで11.5秒/ハロンの中間速での持続力が問われるレースです。

 今年の場合は、先週までにかなり馬場が悪化していたのがどれだけ影響を与えるかが焦点となります。Bコース替わりのタイミング、かつ久しぶりに晴天も続いたので、ある程度回復しているとは思いますが、依然良馬場としてはパワーが問われる馬場と想定しています。

 また、今年は久しぶりに頭数が揃った上、ケープコッドを中心に先行したい馬がそれなりにいます。そのため、前半はいつもより少し厳しい流れになり、後半は少し時計がかかるレースになると読んでいます。

 全体的に11秒台後半の流れが続く中で、淡々と脚を使い続けられる馬が狙い目となります。

予想【自信度C】

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◯11ヒルノマリブ
▲05ヤマカツマーメイド
★14クリアサウンド
△02ラヴォアドゥース
△08モズアーントモー
△15パドゥヴァルス

単勝◎
馬連BOX◎,5,11
ワイド◎-5,11
3連複◎,11-◎,5,11,14-◎,2,5,8,11,14,15(19点)

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 パワー型の馬場を想定しているので、デビューから3戦すべてでタフな流れを経験している馬を◎にしました。

 デビュー戦は49.1-48.6とかなりタフな馬場で平均ペースとなり、12.1-11.6-12.2-12.7と早めスパートからの出し切り戦を逃げ粘り2着。差し馬優勢の流れをよく踏ん張っています。

 デビュー戦以降は差す形に転向していますが、2戦目は前が詰まって出し切れず2着。これは、12.0-12.3-12.4-13.2というダート戦のような上がりとなっています。

 そして、待望の初勝利をあげた3戦目が後半5ハロンがすべて12秒台前半という、超低速のロングスパート戦。12.4-12.4-12.3-12.1という上がりが示すように、結果的には道中が緩く最後まで脚が残る形になっていますが、出遅れて先頭からかなり離れた位置から競馬を進め、大外を回してポジションを段階的に詰めたうえで、直線でも最後までよく伸びています。

 トップスピードの高さという点では見劣りしますが、低速戦ではかなり長くいい脚を使える上にゴール前でもタレません。時計がかかる馬場になってしまえば怖い存在だと思いますが、現在(土曜午前10時時点)なんとブービー人気。

 いくらトップスピードが足りないとはいえ、今の馬場状態でこれは舐められすぎだと思います。積極的に狙っていきたいです。

その他の馬

 もう1頭の本命とも言えるのがヒルノマリブ。デビュー2戦ともに1200mですが、ゴール前の失速が少なく、長くいい脚を使えています。この馬も時計がかかる馬場前提とはなりますが、現状が時計のかかる馬場と読んでいる以上は強く買うのが筋でしょう。

 ヤマカツマーメイドは、札幌ではタフな消耗戦、京都では中間速のロングスパート戦をこなして2連勝。前走のりんどう賞をどこまで評価すべきかは微妙ですが(内・前が有利だった)、直線でかなり狭くなりながらもこじ開けたように競馬センスが高いのも魅力的。軸としての安定性が高いのはこの馬でしょう。

 クリアサウンドはレベルの高そうな新潟2歳ステークスで内から食らいついたのは好印象。デビュー戦のレースからも、時計がかかる馬場でさらに良さが出そうです。

 パドゥヴァルスの新馬戦はレベルとしてはそこそこですが、パドゥヴァルス自身の内容は際立って見えました。ややハイペースを先行して、L1までしっかり伸びていたことから純粋に能力が高い可能性ありとみています。

 ラヴォアドゥースモズアーントモーはパワー型の先行馬。ファンタジーステークスは、追込と逃げが同居しやすいレースなので、前の馬も3連複では拾っておきます。

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