過去レース分析・コースの特徴
年 | 最速地点 | 最高速度 | 失速度合 |
15 | L3 | 低速 | 超失速 |
16 | L2 | 高速 | 失速 |
(15,16ともに稍重)
シリウスSに限らず、準オープン以上の阪神ダート2000はL2最速戦になりやすい条件です。
1,2コーナーで13秒を超えるペースに落ち着き、向正面でも12.5前後の時計が続き勝負は直線に入ってからというレースパターンが多いです。
特に今年はこれといった逃げ馬がおらず、昨年同様マスクゾロがペースを作ることになるでしょうから、昨年と全く同じL2高速失速戦を念頭に置くべきでしょう。
予想【自信度B】
◎06マスクゾロ
◯05ドラゴンバローズ
▲03モルトベーネ
△13ピオネロ
注08キクノソル
注10スリータイタン
馬連 6-3,5 (18%×2)
3連単 6→3,5,13→3,5,8,10,13 (2%×12)
3連単 6→3,5→3,5,13 (10%×4)
◎06マスクゾロ
昨年と同様の流れを想定する以上、マスクゾロを本命にしないわけにはいきません。
前走BSN賞はトップディーヴォに出し抜かれましたが、これはL4高速超失速戦。ペースが速い段階で上がったため、休み明けの分もあり最後に伸びを欠きました。
この馬の真価が問われるのはL2高速戦で、昨年のシリウスSに限らず、その前走のジュライSも逃げてL2高速持続戦に持ち込み6馬身差の圧勝。溜めて鋭い脚を使えるダート馬で、なるべく道中はペースを上げずにギリギリまで引き付けてラストスパートをしたいタイプです。
今回は逃げ馬がおらず楽にハナをとれそう。つっついてきそうなのも8枠2頭くらいで、かなり楽にスローペースを作れるでしょう。連覇を期待します。
◯05ドラゴンバローズ
こちらは準オープンに上がってから、L2高速戦で結果を出してきています。1600万条件で連対した3走はすべてL2高速戦。そのうち2つが重馬場で、できれば馬場は軽くなった方がいいのでしょうが、鋭さなら今回のメンバーにはいってもヒケはとりません。
▲03モルトベーネ
こちらは中央では2連勝中。いずれもL2低速持続戦です。その前の東海SもL2低速戦で、L2最速戦は合っています。
また、準オープン勝ちの16花のみちSは、阪神1800でL2高速失速戦。今回想定される流れでもきっちり結果を残しているので、順当なら外せません。
△13ピオネロ
昨年の2着馬なので、もちろん流れ的には買えます。ただし、4番手まで評価を落としたのは、ダートで勝ち切っているレースがL4高速持続戦とL1低速戦で微妙にズレているためです。実際にL2高速戦で勝ち切っているドラゴンバローズ・モルトベーネを上位にとりました。
注意の2頭は簡単に。
キクノソルはオープンで2着に入った4戦がすべて高速戦で、最高速度を問われれば一発があります。
スリータイタンは準オープンで馬券になった3戦がすべてL2最速の失速戦。流れは向いていそうです。
どちらも後ろからの競馬で、届くにしても3着までという拾い方をしておきます。