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過去レース分析・コースの特徴
年 | 最速地点 | 最高速度 | 失速度合 |
15 | L4 | 低速 | 失速 |
16 | L2 | 高速 | 失速 |
(16は重)
今年想定される上がり:L2高速失速
展開はハッキリしていて、スタートさえまともなら引退レースのコパノリッキーがハナでしょう。すぐ内のケイティブレイブが張っていくかもしれませんが、福永騎手ですし強引なことはしないでしょう。
2番手集団はケイティブレイブ・ロンドンタウンにインカンテーション。この辺はハナを取りきるレースをする馬たちではないため、コパノリッキーのマイペースで前半は進むでしょう。
そうなると、大井外回り特有の3コーナー前のL5~L4地点で一旦速くなり、コーナーで緩んで直線のL2地点での瞬発力勝負になるでしょう。コパノリッキーもそういうレースを心がけるはず。
直線地点での瞬発力を活かしたい馬が上位に来る可能性大です。
予想【自信度S】
◎12ケイティブレイブ
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▲01ミツバ
△03サウンドトゥルー
馬連12-◯ (20%)
ワイド12-◯ (70%)
3連単12,◯→12,◯→1,3 (5%×2)
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◎12ケイティブレイブ
大井での安定感からケイティブレイブを本命にしました。
前走チャンピオンズカップはL2高速失速戦で、今回想定する流れと同じもの。もう少し伸びてほしかったところですが、あまり経験のない内で砂をかぶる競馬と左回りが影響した気がします。
ダート右回りでは平安S以外ではすべて複勝圏内に入っていますし、大井でのG1で2着・1着・2着と完全連対しています。特に古馬になってからの帝王賞・JBCクラシックはともにL2最速戦と、この流れの大井なら現時点では一番確実な馬です。
外に入ったことでリズムよく競馬が進められそうですし、連対確率が一番高いのはこの馬でしょう。
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対抗格はL2高速戦に強い馬にしました。
前走がL2高速戦で、展開に恵まれたこともありましたが快勝。少し古いレースですが、G1で2着した時も13.1-12.3-11.5-12.5とL2地点で強烈な切れ味が求められたレース。
スローで直線の切れ勝負になれば、ケイティブレイブよりも破壊力があるので頭のチャンスも十分にあります。
▲01ミツバ
気難しい馬で最内枠と乗り替わりが微妙ですが、L2最速戦には強いです。チャンピオンズカップでもポジション的に厳しいところから6着と、切れ味は見せました。
デムーロ騎手ということで人気が上がりそうなのはマイナスですが、JBCクラシックでも3着に入ったように格が上がれば右回りの2000m以上が良さそう。
信用は置けませんが、力を発揮したときは十分に圏内に来れる能力と適性があります。
△03サウンドトゥルー
こちらははっきりL2最速戦向きではありません。
早めにペースが上がって我慢比べの失速戦になれば強いですが、仕掛けが遅れると脚を余しがち。
ただ、JBCクラシックではL2最速戦で勝ちましたし、中京のJRA同士の戦いよりは大井の交流戦の方が捌きやすいですから、なんとか3着ならという評価にします。
コパノリッキーがフォーカスされていますが、この馬も引退レース。個性派でかなり偏った適性を持っていた分、勝ち切るときは鮮やかでした。無事にレースを終えてほしいですね。
コパノリッキーは距離に疑問。やはりベストはマイルで、前走も完璧な流れながら2頭に差されてしまいました。東京大賞典では1度しか結果を残せていないですし、それも3年前のこと。衰え自体は小さいですが、2000では少し苦しいと思います。