2017/11/23浦和10R浦和記念【自信度A】

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過去レース分析・コースの特徴

最速地点 最高速度 失速度合
12 L3 超低速 持続
13 L3 低速 超失速
14 L3 超低速 失速
15 L1 超低速 超持続
16 L3 超低速 超失速

(12は稍重、16は重)

地方重賞の中では地方馬がかなり強いレースです。15年はワンツー、14年に至ってはワンツースリーフィニッシュ。

これは中央で次週にチャンピオンズC(以前はジャパンカップダート)が控えている関係で、ダートのトップ勢力が出てこないことが大きいです。JRA組は、だいたい地方回りを中心としている高齢馬か、準オープンを勝ってきたばかりの馬になるので。

浦和コースは1周が1200mほどで、2000mは向正面スタートで1周半する競馬。最速地点となっているL3地点は向正面から緩やかなコーナーの3コーナー辺りです。そこから急カーブの4コーナーを迎え、約220mの直線勝負となります。

向正面でスピードを乗せますが、L2地点のコーナーで減速する関係で、直線で再加速というレースにはなりづらいです。昨年のケイティブレイブやスマートファルコンくらいのレベルの馬が出れば別ですが。

スピードに乗りづらいコースなので、中央馬ならタフなレースに強い馬の方が買いやすい条件といえます。当然先行馬が強いですが、差し馬でも早めに動いて3コーナーでは先頭に並びかけられるくらいの持続力と機動力があればこなすことは可能です。

予想【自信度A】

◎11オールブラッシュ
〇07マイネルバサラ
△05クリノスターオー

馬連7-11 (25%)
ワイド7-11 (70%)
3連単11→7→5 (5%)

◎11オールブラッシュ

川崎記念は逃げて大金星をつかみましたが、それ以降はG1含めイマイチな競馬が続いています。

中央での1000万勝ちがL4低速失速戦とL4低速超失速戦、不良馬場の1600万勝ちがL4高速失速戦という内容。中央馬の割にはトップスピードよりも、持続力に秀でたタイプです。

川崎記念に関しては、L4低速超持続戦ですが、川崎らしい12.0-12.9-13.1-12.2という再加速戦。今回の浦和コースに関しては再加速戦にはならない可能性が高いですが、早めからの勝負が出来ているのは好感が持てます。

ここ一連の敗戦は、名古屋大賞典は控えたこと、大井の2戦はL2最速の瞬発力が求められる流れになったことが原因で、早めからの失速勝負になる浦和記念では巻き返し可能です。

◯07マイネルバサラ

中央場で特注なのは、これ。

前走の1600万条件御陵特別は、不良馬場での1戦でしたが前半がオーバーペース気味に速くなり、L4低速失速戦と不良馬場ですが後半のスピードは問われないレースでした。これを中団前目から抜け出して快勝。

2月の1000万条件勝ちも浦和記念につながりそうなレース。中山ダートらしい力のいる馬場でL4低速超失速戦。これを早め先頭から力強く押し切りました。

中央馬の中ではパワー型で、他にパワータイプが見当たらないここはチャンスだと思います。脚質でオールブラッシュを◎にしましたが、ほぼ同評価。

△07クリノスターオー

3連単を1点だけ買おうと思ったので、3着候補を考えた結果クリノスターオーに行きつきました。

元々は高速ダートで強く、重賞でも何度も好走してきましたが、年齢的なものか軽いダートでは先行しただけで精一杯になってきました。

それでもマーキュリーC・白山大賞典と先行力を活かして3着に粘りこんでおり、ここも2番手から粘りこむレースで3着を期待。

人気のジャパンダートダービー馬ヒガシウィルウィンですが、今回は様子見。3歳世代のレベルの問題もありますが、浦和コースは向いていないと思います。浦和でニューイヤーカップは勝っていますが僅差のもの。2着だったブラウンレガートも黒潮盃勝ちの実力馬ではありましたが、南関3冠路線では大きな差をつけています。

おそらくヒガシウィルウィンは、大井のL2加速戦が得意なのだと思います。浦和や川崎のようにロングスパートになるレースは適性外とみて消しました。

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コメント

  1. 馬太郎 より:

    こんにちは
    今日は自分はマイネルからいったんで馬券はバッチリでした❗
    質問ですが計算で前半3ハロンをだせると思うのですが地方.特に浦和は計算と実際の前半3ハロンが1秒くらいずれますがその辺はなぜなのかわかったら教えて下さい。
    お願いします⤵

    • yoshirosado より:

      馬太郎さん

      こんにちは!
      馬券的中おめでとうございます!マイネルからはお見事です!
      私はワイドだけと、しょっぱい感じでした…

      ご質問の件ですが、実際のタイムというのは映像で測ったタイムということでしょうか?
      それでしたら、ラップの計測開始地点はゲートの数メートル先なので、映像でゲートが開いたタイミングから測ると1秒ほどずれるはずです。
      もし違う意図のご質問でしたらすいません…

      南関はラップタイムを公開してくれるので、大変嬉しいんですが、測り方が雑なイメージもあるので(特に前半は)ザックリみた方がいいかもしれません。

  2. 馬太郎 より:

    再度有難うございます❗
    終わったレースのタイムから3ハロンを計算でだすと実際のラップとずれるんですよ。
    やはりおっしゃるとおりざっくりのほうがいいですかね?

  3. 馬太郎 より:

    たとえば浦和最終も計算では37で実際は36ですからなんでかーなと悩みます。

    • yoshirosado より:

      馬太郎さん

      今日の浦和最終レース勤労感謝の日特別のラップは
      12.3-11.3-12.5-13.5-12.8-14.0-13.7
      と、なってますね。
      このレースのことでよろしいでしょうか!?

  4. 馬太郎 より:

    こんにちは
    そうですそのレースのラップです。

    • yoshirosado より:

      馬太郎さん

      このレースだと前半3ハロンは12.3+11.3+12.5=36.1となりますね。
      どのような計算をなさっていますか?
      (質問いただいてるのにこちらが質問してばかりですいません・・・)

  5. 馬太郎 より:

    JRAのターゲットのAVE-3Fってわかりますか?

    • yoshirosado より:

      馬太郎さん

      はい、TARGETで予想しておりますので!

      確かにAVE-3Fだと(90.1-40.5)*3/4=37.2なので、AVE-3F方式だと37.2になりますね。
      ただ、この計算式は前半をすべて同じペースで走ったと仮定した場合のタイムですので、実際のラップとはズレが出ますね。
      例に出していただいたレースだと、4ハロン目が13.5と遅いのに引っ張られて、実際の3ハロンとAVE-3Fに差が出ています。

      AVE-3Fは確かに便利な指標(馬群がひとかたまりか、縦長かなどを推定できる)ですが、ラスト3ハロンまですべて同じスピードで走るという仮定は無理があると考えています。
      AVE-3Fは使い方として、レース全体をみるためというよりは、各馬のAVE-3Fタイムを並べて残り600地点での位置取りを比較するために用いるのがよいです。

      私も午前中のレースを買うときなど各馬の前走の映像をみれないときは、AVE-3Fを位置取りの参考として使いますが、それ以外の用途では使っていませんね。

  6. 馬太郎 より:

    なるほど今回もとても分かりやすくて納得できました❗
    基本佐渡さんはどういう形で予想を作られていますか?よかったら教えて下さい。

    • yoshirosado より:

      馬太郎さん

      返信遅くなってすいません…
      予想方法については、11月中に記事にしてみたいと思います!その辺疎かになってたので。

  7. 馬太郎 より:

    ハイペース強いとか弱いとかどういった形で見るのが一番ですかね?

    • yoshirosado より:

      馬太郎さん

      ハイペース適正については、基本はその馬が過去にハイペースで好走しているかをみています。
      ハイペースかどうかは、前半3ハロンと全体のラップを2で割って前後半の差をみてますね。

  8. 馬太郎 より:

    いつも丁寧に有難うございます❗
    たとえば上記の浦和の最終で計算するとどんなかんじですか?
    簡単なことですいません。

  9. 馬太郎 より:

    ハイペースかどうかは、前半3ハロンと全体のラップを2で割って前後半の差をみてますね。と言うとこですがどんな計算式になりますか?
    簡単なこと聞いてすいません。

    • yoshirosado より:

      馬太郎さん

      2で割るというのは、例えば8ハロンのレースだったら前半4ハロンと後半4ハロンに区切ってそれぞれのラップを足すという意味です。
      言葉足らずですいません。

      11/23の浦和最終ですと、12.3-11.3-12.5-13.5-12.8-14.0-13.7ですので
      36.1-13.5-40.5として前半36.1と後半40.5をみて4.4秒の前傾ラップというように見ています。
      4ハロン目(真ん中のラップ)については、前半と後半の両方に13.5÷2=6.75を足したところで、差は変わらないので分けておいといてひとまずいいです。

      4.4秒の前傾だとかなりのハイペースのように見えますが、ダート短距離だとテンに飛ばしてラストバテ合いという流れがデフォルトなので、これだけでハイかスローかを判断しません。
      他の同じクラスの条件の平均と比べて、速いのか遅いのかを判断します。

      ただ、南関の条件戦までは詳しくみていないので、私はこのラップが速いか遅いかはちょっとわかりません・・・。JRAのレースならわかるのですが。
      南関は条件分けが複雑なので、どこまでを同クラスとみるかがちょっと面倒です。
      感覚的には、交流重賞、南関重賞~A2、A3~B1、B2~B3、C1~C2、C3の6つくらいに分類すれば、レベル的にはよいと考えてはいますが。

      浦和最終の例ならば、他のB2~B3クラスの1400のレースのラップをみて、それと比べて4.4という数字が大きいのか小さいのかでペースを決めればよいですね。
      TARGETのようなソフトがあれば私ももっと南関を研究したいのですが、現状は手集計が面倒なので重賞しかやっていないですね。

  10. 馬太郎 より:

    またまた有難うございます。
    なんだか迷惑なことばかり聞いてすいません。
    もっと勉強させてください。

    • yoshirosado より:

      馬太郎さん

      いえいえ、私がこのページを始めたきっかけのひとつに、ラップ予想をもっと多くの人に知ってほしいという思いがあったので、このような質問を頂けることは非常に嬉しいです。

      また質問してくださいね!