過去レース分析・コースの特徴
年 | 最速地点 | 最高速度 | 失速度合 |
16 | L2 | 高速(11.7) | 失速(0.6) |
17 | L2 | 低速(12.3) | 失速(0.6) |
(16,17ともに良馬場)
(最高速度:11.5~11.9は高速、12.0~12.4は低速)
(失速度合:最速地点とL1の差が0.6~0.9は失速)
想定上がり:L2低速失速
新潟ダートコースがL2最速になりやすいというのは、レパードステークスの過去レース分析で書いた通りです。
新潟ダート1200は先行馬天国なのですが、最近は前半への意識が強すぎて差し馬も届くケースが散見されます。とはいっても、先週日曜の1000万条件・苗場特別が33.3-37.1=1:10.4とかなり速い時計での決着で、例年より馬場が軽くなっていることからも、少しでもペースが緩めば前残り濃厚です。
ただし、今回はヨンカ―・シルバードリーム・ジープルメリアが固まって内枠に。この中でも特にハナを切りたいヨンカ―が一番内に入ったので、前半から前がペースをコントロールして・・・というレースにはならないでしょう。
前半33秒台となり、後半はL1ではっきりと消耗する流れになりそうです。ある程度の先行力はほしいですが、決め手よりもラストで12秒台後半まで落ち込んでも粘れる馬が買いやすいと考えます。
予想【自信度D】
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◯14オールドベイリー
▲05ジープルメリア
☆03ヨンカ―
△04シルバードリーム
△10スティンライクビー
×01ディープミタカ
3連単◎→3,4,5,10,14→1,3,4,5,10,14 (25点)
3連単3,5,14→◎→1,3,4,5,10,14 (15点)
3連単◎,14→◎,14→1,3,4,5,10 (10点)
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思ったよりも人気していますが、狙ってみるならこの馬。
ダート1200は今回が初挑戦となります。芝スタートでテンが速く前が残りやすい新潟ダート1200では、距離短縮がハマるイメージはあまりないです。
しかし、この馬の場合は中距離で勝ち上がってきているものの、準オープンでは1400mでも検討。ともに芝スタートからそれなりのスタートが切れているので、今回もある程度は追走できそうです。
中距離時代は、先行力を活かしてリードを保ち、最後はスピードを落としながらも粘り込む競馬をしていました。L1でラップが落ち込むレースへの耐性はあります。
前走は、自分より外に主導権を取りたい馬がいたため、内に押し込まれる形での競馬になりますが、砂を被ってもひるまずに最後まで脚を使っていました。この内容なら、短いダートでもそれなりに走れるでしょう。
今回はオーバーペースになる可能性もあるので、激しくやりあう前を見ながらの競馬で、2~3列目の外から抜け出しを図る競馬ができれば、L1の減速地点での浮上もありえると考えます。先行馬こそ強力ですが、自分より後ろになりそうな馬に強敵がいないここはチャンスです。
◯14オールドベイリー
人気上位の先行馬は、スムーズに競馬ができるかどうかの差だと思われます。それならば、本命馬同様に外から激しいやりあいをやり過ごすことができるオールドベイリーが、軸としては堅いと考えます。
500万が34.7-37.3というラップですが、本当の意味での厳しいスプリントの流れを経験していないのは大きなマイナス点です。
1000万での2連勝はともにL2最速戦で、ラップバランス自体は問題ないかと思いますが、前半で追走に力を使いすぎると怪しいところも。
その他の馬
ヨンカ―・ジープルメリアは、間に入ったシルバードリームも含めてポジション取りで早めに折り合いがつくかどうか。その気になればヨンカ―が一番速いでしょうが、ゲート直後はそれほどでもないので、抵抗していく形でペースが必要以上に上がるリスクがあります。
シルバードリームは、ハナを切れれば怖いですが枠順が・・・。ジープルメリアはともかく、ヨンカ―は激しく抵抗してくるでしょうから、ハナを切れたとしてもペースがきつくなるでしょう。
スティンライクビーは、前走で激走しましたが、中山1200の実績があるように前半の力を問われるレースでも走れているので、再度の激走もありえます。枠順も手ごろですね。
ディープミタカは、届くとは思えませんが他に差し・追い込み勢で気の利いた馬がいないので、3着で拾っておきます。