過去レース分析・コースの特徴
年 | 最速地点 | 最高速度 | 失速度合 |
16 | L4 | 低速(11.6) | 超失速(1.0) |
17 | L2 | 低速(11.8) | 持続(0.4) |
(16,17ともに良馬場)
(最高速度:11.5~11.9は低速)
(失速度合:最速地点とL1の差が0.3~0.5は持続、0.6~0.9は失速)
想定上がり:L2高速持続
小倉競馬場は、先週日曜の台風の影響もなく非常に時計の出やすい馬場になっています。土曜の500万牝馬限定戦・都井岬特別が、58.1-59.5=1:57.6の好時計。前半が速かったことに引っ張られたとはいえ、500万特別としては破格の時計が出ています。
今年は少頭数で逃げ馬不在ですので、ペースが上がらなさそうです。それでも57秒台は確実に出るでしょう。59-58くらいのバランスになるでしょうか。
ここまで逃げ馬がいないと何かが奇襲するかもしれませんが、普通に考えればマウントゴールドかトリオンフのどちらかが逃げることになるでしょう。これらが逃げればペースが上がる可能性は限りなく低く、向正面まではかなり楽なペースになるでしょう。
金縛りのようなレースになって、コーナーまでずっと遅くなる可能性も否定はできませんが、向正面から少しずつ流れが速くなって、4コーナー出口から本仕掛けとなるでしょう。
残り800mがすべて11秒台前半のような、負荷の軽い流れになりそう。そうなると、ポジション差とともに高速で長く走り続けることができる、トップスピード持続力が大切になってくるでしょう。
予想【自信度A】
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◯11トリオンフ
馬単◎→11
ワイド◎-11
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◎馬は、適性的に間違いなく好勝負。持続力がある馬はメンバーにも多いですが、それを高速以上の速い上がりで対応できるのはこの馬しかいないでしょう。
前走は、見た目の勝ちっぷりほどのインパクトはありません。確かにとても強い競馬でしたが、インベタで直線まで我慢して、直線もスムーズに捌けたのでコースロスなく走れました。
とはいえ前走は、高速馬場の中で前半スローから11.5-11.5-11.3-11.6と長く高速上がりを必要とされるレース。中団より前目の馬が圧倒的に有利な流れを、後方から軽々と差し切りました。
直線での破壊力をみせた前走ですが、コーナーでの機動力も高いタイプなので小回りも問題ありません。前半で楽をできる分だけ、後半は積極的に動いていっても止まりづらいでしょうから、ここは大チャンスです。頭の可能性もかなり高いでしょう。
◯11トリオンフ
トリオンフは、小回りで中緩みのレースから、L2で瞬発力を活かして一気に抜け出すレースが得意パターン。
コーナーでの機動力と、瞬間の加速力がある、軽自動車のような小回りの利くタイプです。
それだけに、新潟大賞典のようにどれだけながく脚を使えるかといったレースや、大阪杯のように出遅れて自分から早仕掛けするレースは苦手。スタートがカギになるでしょう。
前走の鳴尾記念は、11.8-11.7-11.6-12.0と加速力が活きないレースでしたが、レースラップがドンピシャだったストロングタイタンと僅差の競馬。単純に小回りでの能力が高いですし、ゲートが上手い武豊騎手を鞍上に迎えたのもプラス。変な流れに巻き込まれなければ、普通に好勝負でしょう。