過去レース分析・コースの特徴
年 | 最速地点 | 最高速度 | 失速度合 |
16 | L3 | 高速(11.2) | 失速(0.9) |
17 | L3 | 高速(11.3) | 失速(0.7) |
(16,17ともに良馬場)
(最高速度:11.0~11.4は高速)
(失速度合:最速地点とL1の差が0.6~0.9は失速)
想定上がり:L3高速(超高速?)失速
逃げる可能性があるのはキセキとウインテンダネス。キセキは番手ベストというコメントもありますし、大外に入ったことからもウインテンダネスがハナを取り切る可能性は高そうです。
近2走はスローで逃げて切れ負けしているウインテンダネスですが、これが連勝時の鞍上である内田博幸騎手に乗り替わってどうなるか。内田騎手自体は積極的にレースを動かすような競馬をするタイプではないので、強い指示がない限りはスローの淡々とした逃げになりそうです。
そうなれば、ジャパンカップらしいスローでL4から流れが動き出し、L3で最速。L1では11秒台後半から12秒台まで落ち込むような失速戦になるでしょう。トップスピードの持続力、出し切った時の踏ん張りが重要となる一戦です。
予想【自信度B】
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◯01アーモンドアイ
▲14ウインテンダネス
★05ミッキースワロー
△09シュヴァルグラン
△03サトノダイヤモンド
△11スワーヴリチャード
馬連◎-1
3連複◎-1,5,9,14-1,5,9,14(1厚め)
3連単1→◎,5,14→◎,3,5,9,11,14
3連単◎,14→1→◎,3,5,9,11,14
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L3失速戦ならば、アーモンドアイに一泡吹かせる馬を狙います。
近2走はどちらもL3超高速(超)失速戦でした。ともに惜敗でしたが、完全復活の兆しが見えてきました。
春はリズムを崩して力を発揮できませんでしたが、ここにきて戦法を変えて安定してきました。特に、直線の入口で自分から10秒台のラップを刻んで最後の失速地点でもかなりの粘りをみせています。
少し足りていない印象も受けますが、今回は軽めの上がりに強い馬が多く、ラストの失速度が大きいレースで踏ん張れる馬が少ないです。このメンバーで早めに自分から動ければ、出し抜けを食らわせる大チャンスだと思います。
◯01アーモンドアイ
3歳牝馬で足りるのかという議論がありますが、ラップ的な観点からは全く問題ないと感じています。
桜花賞 :12.1-11.5-11.3-11.6
オークス:12.4-12.2-11.1-11.6
秋華賞 :11.8-11.5-11.8-11.9
このように持続戦が続いていますが、L1で失速する流れを経験していないというよりは、L1で桁違いの末脚でラップを自ら塗り替えている印象です。
映像で見てもわかるように、エンジンがかかる瞬間のギアの切り替わりと破壊力は間違いなく歴史に残るレベルです。
ただし、今回は最内枠がポイントになりそうです。今までは出し切ってしまえばということで、距離ロス承知で外々を回していましたが、今回は最内枠なので馬群に囲まれる可能性があります。そこで我慢できるか、狭いところを突くことができるのか(瞬発力自体は問題ありませんが、間を突く精神力があるかという問題)、この部分さえクリアすれば勝つ可能性は一番高いでしょう。
その他の馬
ウインテンダネスは、4~5ハロンで出し切る競馬をできれば現役No.1クラスだと思いますが、まともに出し切ってくれるのか。それだけが問題で、おそらくそういう競馬にはならないでしょう・・・。
ミッキースワローは、軽い馬場での瞬発力は間違いないですが、あまり長い脚が使える馬ではありません。逆にペースがギリギリまで上がらなかったときは、軽さという意味での脅威があります。
シュヴァルグランは、全盛期より落ちているのは間違いありませんが、左回りで復活があるかもしれません。あまりハーツクライ産駒のことが強調されないシュヴァルグランですが、左回りではパフォーマンスが上がっています。
サトノダイヤモンドは、この高速馬場だと絶対スピードが足りない気がします。終いでスピードが落ち込んでくれるのは好材料ですが。
スワーヴリチャードは、意外と失速戦では実績がありません。スタートに関しては、前走はアクシデントですが不安なのは変わらず。あそこまでの大負けはないでしょうが・・・。