過去レース分析・コースの特徴
年 | 最速地点 | 最高速度 | 失速度合 |
16 | L3 | 低速 | 失速 |
17 | L3 | 低速 | 失速 |
(16は稍重、17は良)
(最高速度:12.0~12.4は低速、失速度合:最速地点とL1の差が0.6~0.9は失速)
想定上がり:L3高速失速
4月30日の閃光スプリント、5月1日の皐月盃とここ2日の船橋メインレースは、過去2年よりも時計が出ていました(閃光スプリントは過去2年1200mですが)。
過去レース分析で書きましたが、昨年末の砂入れ替え以降、船橋の馬場は時計が出やすくなっています。ここ2年は1分39秒台の決着となったかしわ記念ですが、今年はもう少し速い決着タイムになるでしょう。
ペースが上がれば37秒台の可能性もありますが、オールブラッシュが逃げるようだとペースはあまり速くなりそうもありません。あまり包まれたくないモーニンが押していく可能性はありますが、オールブラッシュが何が何でもの形をみせれば2番手で折り合うことになるでしょう。モーニンはスタートに不安もありますし。
外のインカンテーションも先行するでしょうが、これは逃げるにしても、何かを行かせるにしてもペースを上げる意識はないでしょう。おそらく前半が遅く、3コーナーから一気に動き出すL3高速戦となり、勝ち時計は1分38秒台。L3,L2が速く、L1で一気に落ち込むレースになると思われます。
コーナーでの機動力が一番重要で、速い脚をカーブでも発揮できる馬が中心となります。
予想【自信度B】
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◯04モーニン(過去レース分析特注馬)
▲12ノンコノユメ
3連単◎,4→◎,4,12→◎,4,12 (4点)
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一番連対確率が高い馬を本命に選びました。このメンバーでは、コーナーでの機動力が一枚上です。
昨年のかしわ記念にも出走しています。インベタで競馬を進め、3コーナーから激しく手が動きますが、ここで離されずに直線で一伸びをみせました。
府中のマイルでも実績があるように、コーナー2つ戦でも好走できますが、重賞勝ちのほとんどがコーナー4つないし6つの小回り戦。距離はマイルがぴったりなので、府中でも好走できているのでしょう。
今回は小回りのマイルというベスト条件。しかも、人気を分け合うゴールドドリーム・ノンコノユメは明らかに小回り不向きなので、悲願のG1制覇に向けた最後にして最大のチャンスです。
◯04モーニン
前走オープン特別までレベルを落として、久しぶりの勝利をあげました。ただ、2走前・3走前は芝コースで、4走前の武蔵野Sも大きく負けてはいません。
デビュー後、破竹の勢いを見せていた時は高速ダート向きかと思われましたが、16フェブラリーステークス以来の戦歴からは、地方の時計のかかるダートの方が合っています。
特に、船橋競馬場では安定した競馬をみせています。連勝が止まった16かしわ記念は、大幅な馬体重減や中途半端な位置取り、早めにレースを諦めたことで着順が大きくなっています。
距離不向きの日本テレビ盃で、アウォーディーやサウンドトゥルー、ケイティブレイブ、アポロケンタッキー辺りと僅差の競馬をしています。船橋の3コーナー最速戦適性が高く、今回のメンバーなら適性面で上位にいます。
▲12ノンコノユメ
3着争いでゴールドドリームとどちらを取るかで、ノンコノユメを選びました。どちらもコーナーで動く競馬は苦手ですが、苦手の質が違います。
ゴールドドリームは、コーナーでも速い脚を使うことができますが、長く脚を使えないのでラストで大きく失速してしまいます。逆にノンコノユメは、そもそもコーナーで速い脚を使えないので置いていかれます。直線では末脚を使えますので、終いは差を詰められますが、コーナーで離されるので頭まで届きません。
3着で買うならば、ラストで止まるゴールドドリームよりも、終いは伸びるノンコノユメを買いたいです。どちらもアタマはないと考えています。