2018川崎記念過去レース・上がりラップ分析ページ

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今週は今年最初のG1(Jpn1)レース、川崎記念が行われます。

錚々たる名前が勝ち馬の欄に並ぶ競走ですが、今年もゴールドドリーム・テイエムジンソクを除くダートの超一流クラスが揃い激戦必至です。

昨年は初重賞勝利を大金星であげたオールブラッシュが勝ち、その前はホッコータルマエが3連覇していますので、今年の出走馬はどれも川崎記念未勝利。

JRA出走馬は地方交流G1ではいつものメンバーという感じですが、2年連続2着中のサウンドトゥルーと昨年5着のケイティブレイブ以外、実は初めての川崎記念出走

アウォーディーは川崎で行われたJBCクラシックでG1初勝利を挙げていますし、アポロケンタッキーやグレンツェントは左回りが得意。メイショウスミトモも上り調子で、地方馬でもG1馬ディアドムスが南関入り後復活を遂げています。

図抜けたメンバーがおらず混戦になるでしょうし、馬券的にも面白そうなレースになりそうですね!

以下、過去10年の上がり傾向、私の過去予想、川崎記念のポイントとなります!

過去10年の上がりラップ傾向

 

年  最速地点  最高速度  失速度合 
08 L4 高速 持続
09 L1 高速 超持続
10 L4 高速 持続
11 L3 低速 超持続
12 L4 超高速 超失速
13 L4 高速 失速
14 L1 低速 超持続
15 L4 低速 持続
16 L4 高速 超持続
17 L4 低速 超持続

(12は不良、15は重、08,09,13は稍重)

(最高速度:~11.4は超高速、11.5~11.9は高速、12.0~12.4は低速)

(失速度合:最速地点とL1の差が0~0.2は超持続、0.3~0.5は持続、0.6~0.9は失速、1.0~は超失速)

川崎コースの特徴は失速度合に強く表れています。過去10回中8回が持続または超持続。

ただし、この持続には裏があります。川崎の砂全面入れ替え後の15年以降の3年のラップが以下の通り。

15:7.1-11.1-12.7-13.9-12.7-13.6-13.712.313.2-14.012.6
16:7.1-11.2-12.1-12.6-12.5-13.7-14.011.913.0-14.012.0
17:7.3-11.1-12.4-13.6-12.8-13.1-14.112.012.9-13.112.2

ご覧の通りL4が速く、L3~L2で大きく減速し、L1で急激な再加速戦になっています。

原因は川崎のコース形態にあります。川崎は1周1200mで、

正面400m→1,2角200m→向正面400m→3,4角200m

というコース。

コーナーがかなりきついコースで、大きくスピードが落ち込む要因となっています。

ラスト4ハロンに関しては

L4:直線200m→L3:直線100mコーナー100m→L2:コーナー100m直線100m→L1:直線200m

という配分です。コーナーがある部分で減速し、直線部分が速くなっているのがご理解いただけるかと思います。

以上から、失速度合は持続系統の競馬が多くなっていますが、実のところはコーナーで緩んだところから直線でいかにギアをあげられるかという能力が強く求められるレースです。

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過去の予想結果

本命馬 結果
16 マイネルバイカ 5番人気4着
17 ミツバ 3番人気4着

2年連続で僅差の4着に泣いています・・・。どちらも直線の瞬発力勝負で好走している馬を狙っていますが、もう少し工夫が必要そうです。

川崎記念のポイント

過去2年直線の瞬発力勝負向きの馬を狙っていますが、微妙に足りなかったようにそれだけではダメ。中央のコースはコーナーが川崎に比べるとだいぶ緩いので、ここをゆっくり走っている馬では急カーブの川崎に対応できません。

川崎記念につながる中央での好走実績は、コーナーで速い脚を使えている馬です。いくら大きく減速するとはいえ、実際には3,4コーナーでスパートが始まっていますから、急カーブを上手く走れる必要があります。その要素を満たすには、中央の緩いコーナーでは器用にスピードを上げられる馬がいいようです。

実際、昨年のオールブラッシュも1000万・1600万を連勝した直後でしたが、どちらもコーナーから動いていくレースをしています。

いかにコーナーを上手に運べるかが非常に大切なレースです。

コーナーの機動力という意味で注目な馬は以下で公開しています!

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予想は明日公開します!

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