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過去レース分析・コースの特徴
年 | 最速地点 | 最高速度 | 失速度合 |
16 | L3 | 高速(11.3) | 超失速(1.0) |
17 | L3 | 高速(11.3) | 持続(0.5) |
(16,17ともに良馬場)
(最高速度:11.0~11.4は高速)
(失速度合:最速地点とL1の差が0.3~0.5は持続、1.0~は超失速)
想定上がり:L3高速持続
先行力があるのは、テトラドラクマ・カシアス・ミスターメロディの3頭。ゲートが速いのはテトラドラクマで、これがある程度主張する形をみせれば外の2頭は譲るでしょう。
田辺騎手が逃げることになれば、変に緩めることはないでしょうが、ハイペースも考えづらいです。昨年が46.1-46.2という平均ペースでしたが、今年も近い流れになるのではないでしょうか。
3,4コーナーで一旦スピードが緩み、直線入口が最高速。ゴール前で少しスピードは落ちるでしょうが、基本的には最後まで大きく失速することはありません。
前半の追走スピードと、トップスピード持続力が重要となる1戦です。
予想【自信度】
◎03テトラドラクマ
◯07タワーオブロンドン(過去レース分析特注馬)
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☆17レッドヴェイロン
△10パクスアメリカーナ
△16ミスターメロディ
△15カシアス
△05プリモシーン
3連単3,7,17→▲,3,7,17→▲,3,5,7,10,15,16,17 (54点)
ワイド▲-3,7,17 (3点)
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◎03テトラドラクマ
勝ち切る候補は2頭。テトラドラクマとタワーオブロンドンです。そのうち、より主導権を取りきれるテトラドラクマを本命にしました。
東京マイルで3戦していますが、どれも内容が非常に濃いです。プリモシーンに敗れた未勝利戦は、47.9-46.3のスローで12.2-11.2-11.3-11.6と直線3ハロンでのトップスピード持続力勝負。プリモシーンが緩いところで一気に動き、直線早々で並ばれます。しかし、そこからは突き放されることなく最後まで粘りました。トップスピード持続力の高さを証明しました。
勝った未勝利戦は、46.7-47.2のミドルペース。12.4-11.7-11.6-11.5と最後まで加速するラップで楽勝。やはり反応の良さよりも、エンジンがかかってからの持続力が目につきます。
そして、重賞勝ちのクイーンカップが46.0-47.7のハイペース。11.8-12.0-11.5-12.4とさすがにL1は苦しくなりましたが、ハイペースながら直線で12.0-11.5と加速したように、前半のスピードを問われたレースでも脚を使えます。
ハイ・ミドル・スローとすべての流れに対応しているように、東京マイルには抜群の相性を示しています。距離に不安があるカシアス・ミスターメロディが控える可能性がありますが、自分から動いていける馬なので、他馬に惑わされずに力を出し切れればチャンスです。
◯07タワーオブロンドン(過去レース分析特注馬)
やはり1番人気になってしまいましたが、それにふさわしい能力の持ち主です。
朝日杯フューチュリティステークスの直線で、ダノンプレミアムに一瞬で離されたように瞬発力勝負になると少し物足りないですが、その他の要素は高いレベルにあります。
アーリントンカップが46.5-46.9のミドルペースで、12.2-11.4-11.3-12.0と東京マイルに近い3ハロンのトップスピード持続戦でした。さすがに坂がある分、ラストで少し止まっていますが自身は最後まで長く脚を使っていました。
ききょうステークスも印象的で、33.5-11.7-36.5とダートのようなラップバランスのハイペース戦でしたが、後方からの追走ではありましたが3馬身半差の楽勝。前半の追走スピードにも自信があります。
前走でも少し狭くなるところがあったので、スムーズにレースを進めたいところ。中枠で内外から挟まれない形になれば、人気通りの走りができるでしょう。
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大穴候補ならこの馬。近走は力を出し切れていません。
3走前は先行しましたが、勝ち馬に一瞬で置いていかれました。瞬間の反応では苦しいところをみせましたが、ゴール前までよく粘り3着争いの一角に。スピードが乗ってからは長く脚を使えています。
2走前は出遅れでさらにスロー。ジワジワ伸びたものの少し足りませんでした。そして、前走は勝負どころのコーナーで動けない位置取りになってしまい、直線に入ったところではほぼ最後方。そこからも追いづらい形になり、しかも、ギアチェンジでは甘いところがあるため置いていかれました。
未勝利戦が途中からまくって圧勝したように、ミドルペースで一貫して脚を使い続けられれば面白いところがあります。淀みが少なくなりやすいNHKマイルの舞台はピッタリです。ロスなく2,3列目の内から競馬ができれば、馬券圏内に食い込むチャンスはあると思います。
☆17レッドヴェイロン
アーリントンカップはNHKマイルカップに近い流れだったので、好走馬は評価が高いです。
前半の追走スピードを問われた方がいいパクスアメリカーナも気になりますが、人気と前走の競馬でのロスの多さを考えれば、レッドヴェイロンを狙ってみたいです。
前走は出遅れてしまい、タワーオブロンドンより後ろからの競馬になってしまいました。それでも脚色はほぼ一緒で、スタートのロスがなければもっと際どい競馬になっていたでしょう。
今回も外枠ですが、スタートに不安があるので内枠よりは巻き返しやすいです。また、内にカシアス・ミスターメロディがいるので、スタートを決められれば好位を取りやすくなりそう。ゲートを出られれば首位候補、出遅れても圏内に突っ込んでくる可能性はあります。