2018/07/01福島11RラジオNIKKEI賞予想【自信度B】

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過去レース分析・コースの特徴

最速地点 最高速度 失速度合
16 L2 低速(11.5) 超持続(0.2)
17 L2 低速(11.6) 持続(0.3)

(すべて良馬場)

(最高速度:11.5~11.9は低速)

(失速度合:最速地点とL1の差が0~0.2は超持続、0.3~0.5は持続)

想定上がり:L2高速持続

 逃げ馬候補はメイショウテッコン・キボウノダイチ・シセイヒテンの前走逃げて好走した3頭に、小林徹弥騎手に鞍上が戻ったケイティクレバー。この中でテンが一番速いのはメイショウテッコンで、逃げる気があるならば一番ハナを取れるチャンスはありそう。

 キボウノダイチは戸崎騎手なので、様子を見ながらになるでしょう。シセイヒテンは伊藤工真騎手が久しぶりの重賞騎乗で、積極策を主張する可能性はあり。ケイティクレバーも鞍上を戻したことから、ここは積極策でしょう。そうなると、前半はそれなりに流れそうです。

 福島競馬場の芝コースは、まごうことなき超高速馬場。おそらく入りが59秒くらいであれば、終いもそれなりのスピードは出せる馬場です。3コーナー手前からじりじりとスピードが上がり、コーナーで一旦緩んで直線での再加速勝負になるでしょうが、例年よりトップスピードが問われそうです。

 ロングスパートタイプを狙うのは定跡ですが、より時計が速い馬場状態に対応できる馬がよいでしょう。

予想【自信度B】

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◯02メイショウテッコン
(以下は買い目にいれませんが、競馬ブログランキングの公開印用の順位付けです)
▲03キューグレーダー
☆13グレンガリー
△06フィエールマン

単勝◎
馬連◎-2
ワイド◎-2

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 一番強いのはメイショウテッコンだと思いますが、厳しい展開に巻き込まれる可能性があるので、軸にしやすいという意味で本命は別の馬にしました。

 前走の競馬が強い内容で、59.2-59.0と高速馬場での平均ペースを中団から追走し、11.9-11.3-11.8-12.0と東京らしいL3高速失速戦で僅差の3着に滑り込みました。4着以下は離しており、前3頭が強い内容の競馬でしたが、1,2着馬は次走でも好走。

 新馬戦はパワーのいる馬場の超スローで、12.6-12.4-11.4-11.3と脚を余しての完勝。2戦目が同じくパワーのいる馬場で、59.7-61.5のハイペースを後方から追走しました。上がりが12.1-12.5-12.3-12.2と超低速でのロングスパート戦でしたが、コーナーで動いて3着になだれ込み。このレースの1,2着馬も世代上位馬です。

 デビュー2戦の内容から、右回りのコーナーで動いていく競馬がよく、前走で超高速馬場の左回りでも結果を残しました。今回は右回りの超高速馬場になりますが、コーナーで動いていける機動力を活かせるとなれば、前走以上の結果が期待できます。

◯02メイショウテッコン

 2戦続けて時計が出やすい馬場だった京都コースで結果を残しています。前走の白百合ステークスは、46.8-12.2-46.9とバランスのいいラップを刻み完勝。2走前の京都新聞杯は、58.5-13.2-59.3と前半速い流れから中団で思いっきりペースを落とし、後半は12.1-11.3-11.4-11.9のトップスピード持続戦の中、最後まで頑張りました。

 中盤落として後半再加速できていることから、長めの距離で主導権を取る形が一番合いそうですが、1800のスピード勝負でも問題ないように、能力はかなりのものがあります。

 今回は絡まれると不安ですが、ある程度前半で無理しても息を入れられれば我慢できるので、序盤を上手くやり過ごせるかがポイントです。行き切ってしまうのがベストですが、無理に絡んでくる馬がいれば控えても競馬はできそうです。

その他の馬

 キューグレーダーは前走1400の競馬をどう見るかですが、1:20.8と速い勝ち時計の中で、自身の上がりは33.2と後半に賭けた競馬になっています。この内容なら、距離はもう少し融通が利きそうなので、高速馬場なら怖い1頭です。

 グレンガリーの前走は、安田記念当日の超高速馬場でしたが、前半が61秒台と緩かったために勝ち時計は可もなく不可もなく。11.9-10.9-11.5-12.0という上がりからも、長い直線を活かして早めトップスピードからの粘り込みが向いていそうで、小回りだと微妙です。

 フィエールマンは、キャリア2戦の前半1000mが、新馬戦64.1→山藤賞61.5とスローペース。今回は高速馬場で逃げ馬も多く、ペースが速くなった時に対応できるかがポイントです。人気がないのであれば、山藤賞で11.9-11.7-11.6-11.4の流れをまくって勝っているように、ロングスパート戦への適性から買いたいのですが、これが1番人気ならば疑ってかかります。前半へのタイプができればアッサリも。

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