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2018宝塚記念前哨戦レビュー~大阪杯~

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 2018宝塚記念の出走馬分析を、これまで同様使ってきたステップレースごとに行っていきます。まずは、春古馬三冠の1つ目である大阪杯の振り返りを行います。

 超スローペースとなり、機敏にまくっていったスワーヴリチャードが勝利しました。かなり特異な流れだったので、ペースが変われば大きく着順も変わりそうなレースでした。

 上位着順馬が宝塚記念に出てくれば馬券的には面白かったのですが、登録を行っているのは6着ダンビュライト、7着サトノダイヤモンド、9着スマートレイアーの3頭だけ。

 今年の登録馬ですと、ダンビュライト・サトノダイヤモンドは人気を集めそうで、惨敗がオッズにあまり反映しないという意味では、あまり嬉しくないですね。巻き返しの余地はそれぞれにありそうですが、結局人気してしまいそうです。

 以下、大阪杯のレースラップおよび展開の振り返り、宝塚記念に出走予定のダンビュライト・サトノダイヤモンド・スマートレイアーの個別分析となります。

レースラップ

12.8-11.3-12.4-12.4-12.2-11.8-11.2-11.1-11.4-11.8 (61.1-57.1=1:58.2)

最速地点 最高速度 失速度合
L3 高速(11.1) 失速(0.7)

2018大阪杯の過去レース・上がりラップ分析ページはこちら

 前後半のバランスを見ていただければわかるのですが、超スローで後半の1000mをいかに速く走れるかに集約されたレースです。遅いとみたトリオンフ、そしてスワーヴリチャードが大マクリに打って出たため、最内を通していた馬が窮屈な競馬になってしまいました。

 コーナーで速いペースが刻まれたので、外を回す距離ロスが大きくなったわけですが、最内の馬は下げざるをえなくなりました。一方、マクリきったスワーヴリチャード、上手く内を突いたアルアイン、後方から冷静に内のコースを探したペルシアンナイトの3頭は距離損の少ない競馬ができました。

 大マクリを決めたスワーヴリチャードが最後までばて切っていないように、負荷の極めて軽いレースで、その中で小回りという条件で上手く乗れた馬が上位に来た印象のレースです。

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予想結果

馬名 結果
トリオンフ 7番人気8着
ミッキースワロー 5番人気5着
スワーヴリチャード 1番人気1着
サトノノブレス 13番人気15着

2018大阪杯の予想公開記事はこちら

 トリオンフはスタートで失敗したのが痛く、マクリの手に打って出ましたが、前受けして4コーナーからの瞬発力が武器の馬。長く脚を使わされたことで、早めに一杯になってしまいました。ミッキースワローやサトノノブレスは、外を回したロスが大きかったです。ここまで遅くなるとは思っていなかったので、想定の時点で予想にだいぶズレがありました。

各馬回顧

6着ダンビュライト

 ゲートは一歩目が遅かったのですが、押してリカバリーしていきました。すぐ内のヤマカツライデンが切れ込んで進路を作ってくれたこともあり、すんなりと2番手集団を確保します。

 しかし、ここで前のペースに合わせて追走したため、超スローペースを誘発してしまいます。スワーヴリチャードに動かれ、さらにトリオンフも外から来たため、少し進路をふさがれる形になります。それでも、4コーナーでは外が空いて直線へ。

 直線では前がクリーンでしたが、じわじわと前と離されだし、後方から鋭い脚を使ったヤマカツエースやミッキースワローにも差されてしまいました。

 このレースはダンビュライトの負けパターン。最高速度・ギアチェンジ力は一流クラスでは足りないです。ダンビュライトのいいところは、前半の追走スピードを問われた中で、上がりも中間速から低速のスピードで長く脚を使える点です。

 それが活きたのが、皐月賞3着とAJCCでの初重賞制覇。皐月賞は59.0-58.8のイーブンペースで、上がりは11.9-11.4-11.4-11.7L3高速持続戦。AJCCは61.3-12.0-60.0とややスローですが、11.8-11.8-12.1-12.1L4低速持続戦で、スピードの切り替えを問われないレースでした。

 大阪杯のようなドスローの上がり高速勝負を問われると厳しいですし、前走の香港・クイーンエリザベス2世カップも25.74-24.73-23.71-23.18-22.85と、スローペースから直線でトップスピードを強く問われるレースでした。

 宝塚記念は、序盤こそ遅くなりますが、向正面から一貫して11秒台後半から12秒前後のラップを刻み続けることが多いです。流れはドンピシャで、ここ2戦よりも適性的には合っています。

 今回もスローペースが予想されますので、しっかりと緩みすぎないようにプレッシャーをかけるレースができるかが、最大のポイントでしょう。チャンスはあると思います。

7着サトノダイヤモンド

 内枠からこれまでにない積極的なポジション取りができましたが、それが仇になるという何とも皮肉な結果でした。すぐ前にいたスマートレイアーが、レースの流れに合わせずに脚を溜める選択をしたので、サトノダイヤモンドにとっては前が完全に塞がれる厳しい展開に。こればっかりは避けようがないので、騎乗ミスというよりは不運だったといえるでしょう。

 ただ、外に進路を切り替えてからもイマイチ伸びなかったのは残念でした。3歳時はディープインパクト産駒の真打となる存在だと思っていましたが、4歳以降はフランス遠征の影響もあったでしょうが、伸び悩んでいる印象です。

 ディープインパクトは非常に高いトップスピードがあり、しかもそれを極めて長い距離発揮できる驚異の持続力を両立した馬でした。しかし、産駒はどちらか一方だけ受け継いでいるタイプが多く、トップスピードは素晴らしいものの長続きできない馬(現役だとサトノアレスが代表的)と、長く脚は使えるもののトップスピードは案外高くない馬に二分されています。

 サトノダイヤモンドは、持続力を強く受け継いだタイプで、キャリアで上がり3位以内に入れなかったのは、不利のあった大阪杯とスローの切れ味特化戦になったダービー。重賞5勝で上がり33秒台だったことは一度もなく、トップスピードの高さは意外とないタイプです。

 今年初戦の金鯱賞も、33.7の上がり最速はマークしたものの僚馬サトノノブレスにも離された3着。トップスピードを強く問われるレースでは、どうやら苦しいようです。

 宝塚記念はトップスピードを問われることがめったにないので、単純な相性だけで言えば向いていると思います。ただし、こちらは前半の追走スピードが低いステイヤータイプなので、2200でもギリギリかもしれません。雨が降って全体的に時計がかかった方がチャンスが出てくると思います。

9着スマートレイアー

 こちらは、天皇賞春の前哨戦レビューでしっかり振り返りたいと思いますが、大阪杯は少しちぐはぐな競馬になりました。

 未だ能力の落ちはなく、今年唯一の春三冠皆勤とそのタフさには頭が下がります。

 出し切る競馬になれば力は出せますし、怖いところはあるというところまでに、ここではとどめておきます。

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