2018/03/04中山11R弥生賞予想【自信度A】

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過去レース分析・コースの特徴

最速地点 最高速度 失速度合
16 L2 高速 超持続
17 L2 高速 持続

(16,17ともに良馬場)

(最高速度:11.0~11.4は高速)

(失速度合:最速地点とL1の差が0~0.2は超持続、0.3~0.5は持続)

想定上がり:L2高速持続

 土曜中山の芝は速すぎず遅すぎずといった馬場状態でした。オーシャンSでは馬場の中から外目を通した馬が届きましたが、1日通しみると馬場はフラットな状態でしょう。

 見た目は内2~3頭分がかなり悪いですが、見た目ほど傷んでないようです。

 展開は実は微妙に読みづらいです。ダノンプレミアムは2列目で折り合いをつけたいという意識が強そうですので、どれかを逃がしたいでしょう。

 候補はリビーリングとサンリヴァルですが、リビーリングはデビュー戦で逃げたところ、ハナに立ったところで大きくチャかついてしまいました。2戦目は馬群で折り合いがついたので、変に押していくことはなさそう。

 となると、ハナはサンリヴァルになるでしょうか。大外スタートで好スタートを切れる可能性は高いですし、1つ内のダノンプレミアムの出方を伺いながらゆったりと先頭に立つ競馬になりそうです。

 サンリヴァルは前向きな馬ですが折り合いはつくタイプなので、ハナを取ったらスローに落としてギリギリまで溜める競馬をするでしょう。

 近2年と同様、4コーナー出口から速くなり最後までスピードを落とさない上がり勝負になりそうです。瞬間の加速力と高いトップスピード持続力、ポジション取りが重要な要素となります。

予想【自信度A】

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◯03ジャンダルム
▲09ダノンプレミアム
△08ワグネリアン

単勝◎ (10%)
馬連◎-3,8,9 (30%)
3連複1頭軸◎-3,8,9 (60%)

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 条件はほぼ揃ったといえます。

 新馬戦は先行し12.8-11.8-10.6-11.4のトップスピ―ド勝負を制しましたが、このレースがハイレベル。2,3,5,9,15着馬が芝で、10,11着馬がダートで勝ち上がっています。

 2戦目の内容が今回に活きそうです。全体の走破タイムは平凡ですが、スローの2番手を追走し12.5-11.7-11.1-11.5と、コーナー出口からの加速力と最後までスピードを落とさないトップスピード持続力が必要なレース。

 外から先に動かれたのですが、坂を上ってからの持続力の差で差し返しての勝利。坂の部分で良さを見せたのは中山コースを走るうえでは大きなプラス要素。

 前走は59.6-61.8のハイペースで先行馬には厳しい競馬。前の馬が3コーナーから続々と脱落していく中、ただ1頭直線で瞬間の反応をみせて出し抜けを狙い形を作れました。さすがに後方勢にかなり有利な展開で粘り切れませんでしたが、絶対能力の高さもみせた形。

 あの競馬ぶりをみるに、ミドルペースまでなら小回り1周戦がベストになりそう。今回は特にポジション差で他の有力馬に対して大きなアドバンテージが取れます。

 後続勢の末脚の鋭さも高いですが、この馬もスローなら容易にバテないので差し切るのは難しいのではないでしょうか。

◯03ジャンダルム

 デイリー杯の内容を評価します。緩い流れの直線だけの競馬でしたので、厳しいペースになるクラシックにはつながるレースではない。ただし、スローのトライアルなら別。

 48.7-47.6と時計がかかる馬場でのスローで、12.3-12.4-11.6-11.3とL1最速戦。終始内で立ち回り、直線も狭い内のスペースを割って伸び、ラストまでスピードを落としませんでした。トップスピードに乗せてしまえば容易に止まらないタイプです。

 前走ホープフルSは厳しい流れを先にまくっていって、12.6-12.8-11.9-12.2を坂の上りまで粘りました。緩んでいるL4~L3地点でこの馬は動いていっているので、実質的には長く脚を使っています。こちらは皐月賞本番に向けての好材料でしょう。

 小回り経験があるのが大きく、内から動いていけるのも高評価。このメンバーの並びならダノンプレミアムの後ろがとれそうで、あとはうまく捌ければチャンスも。

▲09ダノンプレミアム

 こちらは折り合い面でどうなるかがポイント。

 折り合い自体はつけようと思えばつくと思いますが、変に折り合いを意識しすぎてポジション取りが悪くなってしまう方が気がかりです。

 また、トップスピードの高さは朝日杯でも証明済みですが、前半から追走スピードを問われつつも直線で鋭い脚を使えるのがこの馬の良さ。新馬から3戦続けてラストの1ハロンは11秒後半まで落としていますし、スローで直線だけの競馬よりは全体を通じてレースをコントロールできた方がよさそう。

 そこまで適性がないとは思いませんが、上位2頭の方が小回り1周戦のスロー適性は高いです。

△08ワグネリアン

 ワグネリアンは出し切ることさえできれば、このメンバーでも末脚の質は最上位です。

 新馬・野路菊Sはともに33.0以下の極限の脚を使っていますし、破壊力は世代No.1といっても差し支えないと思います。

 問題はやはり小回りでのスローペース。400m超の直線でスピード出し切る競馬を3戦続けていますが、今回は直線310mの中山内回り。早めから動き出せば出し切るチャンスもありますが、今回はどうみてもスローの上がり勝負。とりこぼす可能性は高いと考えます。

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