2019/01/20中京11R東海ステークス予想【自信度B】

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東海ステークスの過去レース・上がりラップ分析ページはこちら

(注)

 上記は2018年1月に作成した記事です。

 2018年に行われた日経新春杯を含めた考察は以下の記事をご参照ください。

過去レース分析・コースの特徴

最速地点 最高速度 失速度合
17 L2 低速(12.0) 失速(0.7)
18 L4 低速(12.2) 失速(0.8)

(17,18ともに良馬場)

(最高速度:12.0~12.4は低速)

(失速度合:最速地点とL1の差が0.6~0.9は失速)

想定上がり:L2高速失速

18:12.7-11.1-12.9-12.8-12.0-12.2-12.7-12.4-13.0
17:13.0-11.5-13.6-13.1-12.5-12.4-12.4-12.0-12.7

 中京ダート1800は、コーナーと上り坂の影響で前半でペースが落ちやすく、残り1000mから下り区間が続くのでペースが上がります。

 この残り1000m=L5地点からのペースアップの度合いによって、後半の流れが決まります。18年はテイエムジンソクが持ち味を活かすために、L5地点で一気にスピードを上げそのままゴールまで失速していく消耗戦に。逆に、17年はあまりペースが上がらずに直線を向いてからの瞬発力勝負になっています。

 チャンピオンズカップだと消耗戦になる場合の方が多いのですが、トライアルであることやメンバーレベルから、東海ステークスではL2最速の瞬発力勝負になりがちです。

 ただし、ペースがかなり緩かったとしても、直線の上り坂があるL2地点でトップギアに入れるため、L1地点では失速しやすいコースです。スローの場合は、負荷の軽い上がり勝負向きの馬ではなく、オンオフのメリハリがハッキリしている馬、L1の失速地点に耐えられる馬を狙いたいところです。

 今年に関しては、インティ・スマハマ・アンジュデジールと有力馬に先行タイプが多いですが、ゲートがまともなら揉まれる競馬に不安があるインティ・スマハマが先頭集団になるでしょう。この2頭にアンジュデジールがついていく展開になると、あまりペースは上がらない気がします。終いの瞬発力を重視したいです。

予想【自信度B】

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◯04インティ

単勝◎
馬連◎-4

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 瞬発力勝負に持ち込めれば、インティを負かせる可能性がある馬を狙います。

 2走前・3走前がともにL2最速の失速戦。特に2走前は、12.8-12.6-11.8-12.5とL2地点での一瞬の切れ味を活かして粘り込む競馬でした。

 前走も中緩みの競馬でしたが、13.0-12.6-11.8-12.0と終いで失速しない負荷の軽い競馬になった分、先行した馬を捕えきれずの2着でした。前走のレースレベル、というよりメンバーレベルが高かったことは疑う余地がなく、明らかにこの世代のトップクラスの能力を持っています。

 砂を被る競馬が課題となりますが、インティよりも外から競馬ができるので、行かせて2番手でもよし、インティが出なかったらハナを切るのもよしと柔軟なポジショニングが可能なのもいいです。ここまでスローの競馬しか経験していないので、ペースが流れるG1でどうなるかは未知数ですが、トライアルレースのここなら強く狙いたいです。

◯04インティ

 準オープン上がりとはいえ、着差が派手な競馬を続けているので1倍台前半の支持も納得です。長期休養から復帰した後のレース、つまり昨年のレースですが、すべて持続戦で圧勝。後続の馬がバテていく中、前半から積極的にポジションを取ったうえでL1でスピードが全く落ちていないので、圧勝も納得の内容ばかりです。

 全体時計も優秀で、純粋に強いと言ってしまっていいですが、メリハリのあるラップの経験がないのは気になります。武豊騎手ですから、自ら淡々としたラップに持ち込んでしまう可能性はありますが、中京は向正面から3,4コーナーにかけてがトリッキーですし、ここでのんびりして切れ味勝負になってしまうと、◎馬は強力なライバルになると思います。

 また、もまれる競馬や左回りに不安があることを陣営が公言していますし、これだけの才能を感じていながら妙に弱気なのも気になります。弱気なコメントというのは、あまり客観的な材料ではないので気にしすぎない方がいいとはいえ、具体的な不安要素が複数でていることからも1倍台前半の信頼感はないです。

 スタートを決めてもまれないポジションを取れれば、個人的には圧勝もあるとは思いますが・・・。

その他の馬

 上位2頭から離れた3番手・4番手評価になるのが、チュウワウィザードとアンジュデジール。どちらも人気どころですし、穴馬に魅力的な馬(瞬発力タイプ)がいないので、馬券は絞って買いたいです。

 チュウワウィザードは、L1でラップが落ち込んだところでのしぶとさがありますが、加速力自体は少し足りない印象です。4,5番手辺りをすんなり取れれば上位に肉薄する可能性はあると思いますが。

 アンジュデジールは、チャンピオンズカップで見せ場を作りましたが、本当にいいのは平均ペースからの消耗戦。JBCレディスクラシックのようなL4最速の早めスパートで、後続の脚を削ぎ落すような競馬がベストです。今回はハナを簡単に取れるとは思いませんし、4番手までの評価になります。

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