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2017朝日杯フューチュリティステークス出走馬分析~タワーオブロンドン~

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火曜・水曜と更新が滞ってしまい申し訳ありませんでした。

体調がようやく回復したので、今日は朝日杯フューチュリティステークスに出走の有力馬3頭の個別分析を書いていきます。

まずは、京王杯2歳Sの勝ち馬タワーオブロンドンから分析していきます。

前走京王杯2歳Sでは重賞馬カシアス・アサクサゲンキをあっさりと撃破。一躍朝日杯の最有力馬候補に名乗りをあげました。

ドバイのモハメド殿下の馬で、ミスプロ系のRaven’s Pass産駒で母父がミルリーフ系のDalakhaniとあまり日本では見慣れない血統の馬。ディープやキンカメの仔が強い朝日杯で力を発揮することができるでしょうか。

それでは、タワーオブロンドンの全4走ラップ、朝日杯フューチュリティステークスにむけてのポイントです。

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全4走ラップ

年月日 レース名 コース 距離 人気 着順 最速
地点
最高
速度
失速
度合
17/07/29 新馬 札幌 1500 2 1 L2 高速 超持続
17/08/20 クローバー賞 札幌 1500 1 2 L1 低速 超持続
17/09/23 ききょうS 阪神 1400 1 1 L4 低速 持続
17/11/04 京王杯2歳S 東京 1400 1 1 L2 高速 持続

新馬戦は外枠からのスタートで、特にハナにこだわった競馬というわけではなかったですが、他馬が遅いとみるやスッとハナへ。そこからはマイペースでレースを運び、12.5-12.5-11.3-11.5と4コーナーから一気にスピードを上げ、前半の余裕もありラストまでスピードを落とさずに快勝となりました。

自身がハナをとってからペースがかなり緩んだので、かなり余力のある状態で直線に向けましたし、楽な競馬ではありましたがまずはあっさり突破というところでしょうか。

2戦目のクローバー賞は朝日杯に出走するダブルシャープに屈した1戦。スタートがあまりよくなく、中団やや後ろからの競馬になります。3~4コーナーでの手応えはよく、そとから仕掛けていく形になりましたがここではまだ余裕。しかし、7~8頭分外に振られてしまいました。直線では、鋭く脚を使い一旦はダブルシャープをかわし先頭に立ちますが、L1で内から再度脚を使ったダブルシャープに抵抗しきれず2着に惜敗。

評価が難しい1戦ですが、内をうまく捌いたダブルシャープと大外を回されたタワーオブロンドンのコース取りの差が、ゴール直前で出た形に。このレースは平均ペースで12.0-12.0-12.1-11.9と上がりもほぼ平坦な競馬。タワーオブロンドンはかなり外を回しながらイーブンペースで走っていたので、見た目以上に厳しい競馬だったとは思います。それでも、一旦抜け出してから交わされたのは、低速持続戦での不安が出たといってもいいでしょう。

ききょうSはかなり異例のハイペース。前半が33.5とこの時期にしては1200だったとしても速いくらいのペース。スタートがここもあまりよくなく後方からになりましたが、ペースが明らかに速かったので無理せず中団で控えます。かなり縦長になったので、届ききるのかな?と思っていましたが、前がオーバーペースだったこともあり直線で先行馬はかなり苦しくなりました。それをあざ笑うかのように1頭だけ35秒台の上がりを繰り出して3馬身半の差をつける圧勝。

33.5-11.7-36.5とかなりの前傾ラップで、終いは11.7-12.1-12.4-12.0とかなりかかっています。L1地点で再加速しているのは、ここでタワーオブロンドンが突き抜けた分ですね。このレースは1200で勝ち上がってきていた馬が11頭中9頭で、1番人気タワーオブロンドンと2番人気アントルシャだけが1400以上の勝ち馬でした。結果としてかなりスプリント戦によった1戦になったのもうなずけますが、ここでぶっちぎって勝ったのをみるとタワーオブロンドン自体もスプリント向きを思わせます。ペースが速い中で無理せず中団で追走でき、最後まで脚を使い切ったことからも、短距離でのハイペースでの消耗戦にかなり強いのではと感じました。

京王杯は一転スローペース。ここもスタートで後手を踏む形となりましたが、道中がかなり遅く中団にはつけることができました。4コーナーでは前にアサクサゲンキ・カシアスを置く形で直線に向きます。残り200までは前との差があまりつまらなかったですが、L1地点での伸びがカシアスやアサクサゲンキとは一枚違いました。終わってみればL1地点だけで後続に2馬身の差をつけて重賞初制覇となりました。

ききょうSとは全く異なるペースの競馬でした。36.0-12.1-33.8とききょうSと前後半をひっくり返したような形。上がりも12.1-11.2-11.1-11.5と直線がすべて速く、スピードも落ちていません。残り200までは前を行く重賞馬2頭との差はジリジリとしか詰まりませんでしたが、L1地点での伸びは目を引きました。この馬自身の上がりは33.2ですが、11.2-11.0-11.0のような形で脚を使っていると思います。ペースが遅かったので上がりの速さ自体を鵜呑みするわけにはいきませんが、ラストまで止まらない脚を使えたのはクローバー賞のことを考えると大きな進歩だと思います。

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朝日杯フューチュリティステークスにむけたポイント

現状評価:▲~△

デビューから一貫して持続戦での競馬となっていますが、一瞬の切れ味が求められる朝日杯フューチュリティステークスとは微妙に適性がずれているように思います。

京王杯2歳Sでも瞬間の反応はアサクサゲンキ・カシアスと変わらなく、ラストまで脚を続けられる持続力で上回った形。勝負どころがL2となった時にスッと反応できるかどうかに不安があります。

長く脚を使うという面においては、ききょうS・京王杯と前半のペースが真逆の2レースでどちらも対応してきているようにかなりの素質を秘めていますが、現状では鋭さに欠けるきらいがあります。

またききょうSの勝ちっぷりを見ても、前半が速いスプリント戦の方により強い適性を感じられます。京王杯で負かした2頭も1200の重賞馬でしたし。クローバー賞もラストで止まったのが距離の可能性は否定できません。

マイルの距離で平均ペースで流れたときに最後まで脚を使えるか、やってみなと分からないところがあります。

それならば、マイルですでに瞬発力勝負を経験している馬の方を上にとりたいという意味での現状評価にしました。2,3着候補としては大いにありだと思いますが、アタマはないかなぁ・・・と感じています。

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